車の維持費から選ぶ

車というのは所有しているだけで税金や、車検、自動車保険、メンテナンス費用などの「維持費」がかかります。

車にかかる維持費は車種によって異なりますが、軽自動車・コンパクトカー・普通車で大まかに相場を示すことができます。

こちらのページでは、軽自動車・コンパクトカー・普通車でどれぐらい維持費が異なるのが比較し、かかる維持費から最適な車選びをご紹介したいと思います。

軽自動車・コンパクトカー・普通車にかかる維持費

今回の比較では例として、軽自動車=タント、コンパクトカー=アクア、普通車=セレナを想定して維持費を算出しています。

タント アクア セレナ
タント アクア セレナ

1年間にかかる維持費の内訳

項目 軽自動車 コンパクトカー 普通車
自動車税 10,800円 34,500円 39,500円
重量税 3,800円 7,500円 10,000円
車検費用 40,000円 50,000円 60,000円
自賠責保険料 25,070円 25,830円 25,830円
任意保険料 77,100円 115,200円 126,100円
以下、1年間10000km走行した場合の費用
ガソリン代 54,600円 48,000円 99,960円
オイル交換代 6,000円 7,000円 8,000円
タイヤ代 9,000円 10,500円 19,000円
合計 226,370円 298,530円 388,390円
  • 車検費用と重量税は2年毎に支払いますので、1年分を÷2で計算しています。車検はディーラー車検を想定
  • 重量税はエコカー減税適用後
  • 自賠責保険料は車検に合わせて24か月ごとの契約の場合
  • 任意保険料は1年分の保険料です。26歳以上・車両保険あり(一般)を想定。年齢や補償内容によって大きく異なります。(参考:軽自動車と普通車の任意保険料比較!任意保険料(自動車保険料)の相場【普通車の場合】【年齢・年代別】自動車保険料の相場
  • ガソリン代は、年間1万km走行で、実燃費:タント(22km/L)アクア(25km/L)セレナ(12km/L)、ガソリン1Lあたり120円で計算
  • タイヤ代(工賃込み)は、3年間で1回、前後4本交換した場合の費用÷3で計算しています。
  • 駐車場代は含んでいません。

年間維持費は軽自動車で226,370円、コンパクトカーで298,530円、普通車で388,390円かかるということがわかりました。

月額に換算してみると、

月額維持費

  軽自動車 コンパクトカー 普通車
費用 18,864円 24,878円 32,366円

上記のようになりました。

軽自動車で月額2万円以内、コンパクトカーで月額2万5,000円程度、普通車で3万2,000円程度ということがわかります。

やはり最も安いのは軽自動車です。維持費だけを考えるなら軽自動車が良いですが、4人までしか乗れないという最大のネックがあります。

5人まで乗せたいならコンパクトカーという選択ができ、それ以上の人数を乗せたい方や荷物をたくさん積みたい方は普通車を選ぶという選択肢になります。

多くの方は月単位で家計を管理されていると思いますので、上記維持費の金額を見て、どの車種であれば車を所有していけるのか検討するとよいでしょう。

1点注意点が、上記金額には駐車場代が含まれていないというところです。

駐車場代は郊外であれば無料や数千円で済むところも多いですが、都市部では数万円することも多いので、維持費に占める割合としてかなりのものがあります。

駐車場代はいくらかかるのかも含めて計算してみるとよいでしょう。

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同じカテゴリーでも車種によって維持費が変わる!

維持費で選ぶなら、軽自動車やコンパクトカーが最適な車種となりますが、それぞれのカテゴリーの中でも維持費に違いの出る車種があります。

もっとも顕著な例となるのが、自然吸気エンジンとターボチャージャー装着エンジンです。

ターボ装着エンジンは、排気ガスの運動エネルギーによってターボチャージャーのタービンを回転させ、その回転を伝えるシャフトのトルクを利用して空気を圧縮、圧縮した空気をエンジンに送り込んで、より多くの酸素を燃焼させる仕組みになっています。

酸素の量が多くなれば爆発力が高まるので、小さなエンジンでも高出力を得られるため、軽自動車に最適なだけでなく、最近は普通車や小型車のダウンサイジング化にも大きな役割を果たしています。

以前のターボチャージャーは、圧縮した空気との燃焼率からガソリンが多く使われましたが、現在は燃料噴射装置の改良によって、ターボ装着エンジンでも自然吸気エンジンに近い燃費効率を実現できるようになりました。

ダイハツのタントを例にとると、自然吸気エンジンのJC08モードが28.0km/Lであることに対して、ターボ装着モデルは26.0km/Lまで達しており、この差は運転の仕方次第で簡単に埋まるので、ガソリン代に関しては維持費の差がほとんどありません。

ターボ装着車はエンジンオイル代を想定しておく!

ターボ装着モデルの維持費で差がつくのは、オイル代です。自然吸気エンジンであれば5000〜10000kmはオイル交換が不要ですが、ターボ装着エンジンでは、3000〜5000kmでの交換が要求されます。

ターボチャージャーのシャフトは、エンジンオイルが循環しています。

オイルが劣化してドロドロの状態になると、高速で回転するシャフトがスムーズに動作しなくなることから、常に新鮮なオイルが求められ、劣化したオイルを使い続けるとターボチャージャーが焼付けを起こして、最悪ターボチャージャーの交換という事態を招きかねません。

ターボ車のオイル交換は、自然吸気エンジンの2〜3倍の費用が必要と想定しておいてください。

その他の車種としては、軽自動車でも車内が広いキャブオーバー型は、後輪駆動を採用しているので燃費効率が悪くなり、コンパクトカーでもミニバンタイプは、空気抵抗が増えるので同様に低い燃費になります。

軽やコンパクトカーにはSUVも増えていますが、一般的にSUVはソフトコンパウンドの大径タイヤを装着しているので、タイヤ交換の時期が早く、しかもタイヤの価格そのものが割高になります。

維持費で選ぶなら、スタンダードな自然吸気エンジンを搭載した2BOXハッチバックタイプがベストです。

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