子供も喜ぶ!ファミリーカーおすすめ人気ランキング!全25車種比較【2021年最新】

ファミリーカー

ファミリーカーの選び方って実は難しいです...。

ファミリーカー=ミニバンというイメージがありますが、SUVでも室内が広く十分にファミリーで使えるものもありますし、セダンや軽自動車でも車の主な使用用途によっては候補に入ります。

大切なのは、"自分の用途にあったファミリーカーを選ぶ!"ということです。

でもファミリーカーはたくさん車種がありますぎて、どれが良いのか迷ってしまいますよね...。

そんなファミリーカー選びで大切なのが、室内の広さ車両価格です。

下のマッピング画像では、現在販売されている室内の広い車種を全25車種比較しておりますので、大まかな車種の特性を把握してからランキングに進むと、スムーズに理解が進みます!

ファミリーカーお得情報

ファミリーカーはどうせ汚れるからと中古車で選ぶ人も多いです。中古車であれば子供が汚して怒ることもないですよ。

ランキング上位人気おすすめファミリーカー全25車種比較!

ファミリーカー25車種の車両価格と室内空間の広さを比較したマッピング画像

おすすめファミリーカー人気ランキング販売台数順1位〜10位!

国内の新車販売台数の集計をしている自販連が公開している販売台数を元にしたファミリーカーランキングです。

1位 日産 セレナ

セレナ
JC08モード燃費 エコカー減税
15.0〜17.2km/L 20〜25%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4690〜4770mm 1695〜1740mm 1865mm 5.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3170〜3240mm 1545mm 1400mm 8名
新車販売価格 中古車相場価格
243.5〜372.8万円 144.8〜273.8万円

想定するファミリー像

特に車種は決まっていないけれどミニバンが欲しい

セレナは歴史も古くミニバンの中では常にトップクラスに君臨する日産の車です。

ミニバンであればなんでもいいという方であれば、選んでおいて間違いはない車種だと思います。

自動運転機能や自動でバック駐車や縦列駐車を行う「インテリジェントパーキングアシスト」、車載のバックカメラでルームミラーに後方映像を映し出す「スマートルームミラー」、車の4ヶ所に取り付けたカメラが車の周囲全体を真上から見下ろした視点でディスプレイに映し出す「アラウンドビューモニター」など、先進技術を凝縮した安全性の高いミニバンです。

2位 トヨタ シエンタ

シエンタ
JC08モード燃費 エコカー減税
15.4〜27.2km/L 20〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4235mm 1695mm 1675mm 5.2m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2535mm 1470mm 1280mm 6〜7名
新車販売価格 中古車相場価格
168.9〜264.5万円 74.7〜235.5万円

想定するファミリー像

ファミリーでも使えるほどよいサイズの車が欲しい

シエンタはミニバンの中でもコンパクトなサイズに抑えられたミニバンです。

ミニバンというと7〜8人乗りで大きな車というイメージがありますがボディサイズが大きくなってしまうので、取り回しや普段使いをするときには不便に感じることもあります。

そのようなニーズにこたえるため7人まで乗れるけれどボディサイズを小さく抑えたのがシエンタです。

車体がコンパクトなのでコンパクトカー並みに取り回しがよく、車体価格も抑えられ、燃費もよくなっています。

3位 ホンダ フリード

フリード
JC08モード燃費 エコカー減税
17.5〜27.2km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4265mm 1695mm 1710〜1735mm 5.2m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3045mm 1455mm 1275mm 6〜7名
新車販売価格 中古車相場価格
188.0〜274.8万円 89.5〜239.5万円

想定するファミリー像

コンパクトなサイズで家族が快適に乗れる車が欲しい

フリードはシエンタと特徴は似ているのですが、シエンタよりも室内空間が広くなっており、コンパクトなミニバンの中でも少し余裕を持たせた車種です。

特にコンパクトなミニバンだと3列目シートが窮屈になりがちですが、その点もフリードでは快適性を保っています。

燃費も良く、コンパクトミニバンではトップクラスとなる27.2km/ Lを達成しています。

4位 トヨタ ヴォクシー

ヴォクシー
JC08モード燃費 エコカー減税
16.0〜23.8km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4695〜4710mm 1695〜1735mm 1825mm 5.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2930mm 1540mm 1400mm 7〜8名
新車販売価格 中古車相場価格
246.6〜326.9万円 104.9〜264.0万円

想定するファミリー像

男らしいデザインのミニバンが欲しい

ヴォクシーは同じくトヨタから販売されているノアと姉妹車になりますが、完全に男性向けにデザインされているミニバンです。

7,8人乗りまでラインナップが用意されており、大人数を乗せたり荷物をたくさん積む必要がある場合でも、問題なく要望に答えることができます。

また2列目と3列目を全倒するとフルフラットになりますので、家族で寝転んだり車中泊なんかも問題なくこなせます。

5位 トヨタ ルーミー

ルーミー
JC08モード燃費 エコカー減税
21.8〜24.6km/L 20〜25%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
3700〜3725mm 1670mm 1735mm 4.6m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2180mm 1480mm 1355mm 5名
新車販売価格 中古車相場価格
146.3〜196.5万円 138.0〜159.0万円

想定するファミリー像

ファミリーでも不自由のない範囲でコンパクトな車が欲しい

ルーミーはコンパクトカークラスの中では最も室内空間が広いジャンルです。

最近では大きい車より小さな車の方が人気がある傾向があり、小さい車は車体価格が安くなる、燃費がよくなる、取り回しがよいといった利点があり、これまでファミリーカーといえばミニバンでしたが、ルーミーは小さなファミリーカーといった位置づけです。

5人乗りにはなりますが、取り回しが非常によく低燃費で、車体価格も抑えられています。

6位 トヨタ タンク

タンク

想定するファミリー像

コンパクトでありながら室内空間が広くかっこいい車が欲しい

タンクはルーミーと同じトヨタから販売されているコンパクトカーで、デザインが少し違っていることを除けば、サイズ感などはほぼ同じ車種です。

トヨタのノアとヴォクシーのような位置づけで、ほぼ同じ車種ですがデザイン性を変更して購入者のターゲットを変えているのです。

タンクは若者向けにデザインされており、エッジの効いたフロントデザインが特徴的です。タンクかルーミーで迷っている方は見た目の好みで選べばよいでしょう。

7位 トヨタ ノア

ノア
JC08モード燃費 エコカー減税
16.0〜23.8km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4695〜4710mm 1695〜1735mm 1825mm 5.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2930mm 1540mm 1400mm 7〜8名
新車販売価格 中古車相場価格
246.6〜326.9万円 124.9〜242.0万円

想定するファミリー像

家族で乗れるデザインが落ち着いた大きな車が欲しい

ノアは同じくトヨタから販売されているヴォクシーの姉妹車で、デザイン以外はほぼ同じ仕様となっています。

ヴォクシーは男性向けのかっこいいデザインですが、ノアはファミリーをターゲットとして作られているため、デザインも落ち着いており、家族が安心して乗ることができます。

室内空間の広さ、シートアレンジなどファミリー使用に最適な仕様になっています。

8位 スズキ ソリオ

ソリオ
JC08モード燃費 エコカー減税
22.0〜32.0km/L 40〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
3710mm 1625mm 1745mm 4.8m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2515mm 1420mm 1360mm 5名
新車販売価格 中古車相場価格
145.4〜212.2万円 73.8〜180.0万円

想定するファミリー像

扱いやすくファミリーで乗れるコンパクトな車が欲しい

ソリオは同じスズキから販売されている軽自動車のワゴンRの普通車版といった位置づけで、ソリオはファミリー使用を前提としているので落ち着いたデザインとなっています。

コンパクトなボディサイズになっていますので、ミニバンと比較して取り回しが非常によく、少人数で乗った際も扱いやすくなっています。

両側スライドドア、ファミリー使用でも必要十分な室内空間、マイルドハイブリッドの低燃費など、ファミリーのニーズを満たした車になっています。

9位 ホンダ ステップワゴン

ステップワゴン
JC08モード燃費 エコカー減税
15.0〜25.0km/L 20〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4690〜4760mm 1695mm 1840〜1855mm 5.4〜5.7m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3220mm 1500mm 1405mm 7〜8名
新車販売価格 中古車相場価格
245.5〜355.9万円 115.9〜235.8万円

想定するファミリー像

広い車で荷物の積み下ろしを頻繁にするファミリー

ステップワゴンは他のミニバンクラスの車種と同様、広い室内空間と積載性を備えており、ファミリー仕様の扱いやすい車です。

他の車種にはない特徴的な機能が、テールゲートの「わくわくゲート」です。

ミニバンのテールゲートというと、縦に開くものが一般的ですが、これだと狭い駐車場では壁に当たってしまい開けることができない場合もあります。

わくわくゲートではテールゲートが縦にも横にも開く仕様になっていますので、さまざまなシチュエーションで荷物の積み下ろしが楽になっています。

10位 トヨタ アルファード

アルファード
JC08モード燃費 エコカー減税
9.5〜19.4km/L 20〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4915〜4935mm 1850mm 1895〜1950mm 5.6m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3210mm 1590mm 1400mm 7〜8名
新車販売価格 中古車相場価格
319.7〜703.6万円 129.0〜374.0万円

想定するファミリー像

大きくラグジュアリーなミニバンが欲しい

アルファードはミニバンクラスの中でもLサイズミニバンという大きなサイズの車種で、トヨタのミニバンの中では最上位の高級モデルとなります。

室内空間は2列目シートでも足を延ばして座れるほど広く、シートもゴージャスに仕上げられています。

本革仕様なども選べますがファミリーで使用することを考えた場合、それほど良い仕様にするのではなく、ほぼベース状態で乗ってカバーをかぶせるなど汚れ対策をするとよいでしょう。

今人気のファミリーカー選びのおすすめポイント!コンパクトミニバンやスライドドア車が人気!

モータージャーナリストの顔画像

「そもそもどんな車種がいいのかわからない…」「何を重視して選べばいいのか…」と悩める方も多いと思います。

そこで、ファミリーの車を選ぶ際に気をつけたいポイントをいくつかご紹介していきます!

「ファミリーカー=大きな車」とは限らない!

ファミリーカーというと、最近はミニバンや7人乗りSUVなどの大きな車が人気ですが、パパはともかく、ママが運転する場合は「ちょっと自信がないかも…」と不安になることもあると思います。

また、家族の人数や車の用途によっては、かならずしも大きな車が必要とは限らないのも事実です。

3〜4人家族で、週末の大量まとめ買いもほとんどなく、遠乗りする機会も少ないのであれば、軽自動車やコンパクトカーを中心に選ぶのもいいかもしれません。

軽やコンパクトカーなら小回りがききやすく、運転にあまり慣れていないママでも安心ですし、最近はコンパクトながら車内の広い車も増えています。

今や軽でも、ダイハツ「ウェイク」や、スズキ「エブリイワゴン」、ホンダ「N-BOX」など、車内容量の広い車がぞくぞく登場していますので要チェックです。

子どもが小さい場合は「ドアの開けやすさ」が大事!

セレナのスライドドアの画像

画像・データ引用元:メーカー公式「セレナ」

まだ子どもが小さいファミリーにとって、ドアの開けやすさは車選びの重要なポイントです。

子どもはたいてい何も考えずに車のドアを開け閉めするため、普通のヒンジドアだと最悪の場合、隣の車にぶつけてしまうこともあります。

また、開口部が狭いためチャイルドシートに乗せるのも一苦労ですし、勢いよく閉めた場合に指をはさんでケガをしてしまうリスクも。

こうした点を考慮しますと、少なくとも子どもが小学校低学年ごろまでは、スライドドアのほうが使い勝手は断然いいでしょう。

たとえば、日産「セレナ」は、足先を入れるだけで開閉が可能な「ハンズフリーオートスライドドア」を採用しています。

これなら、抱っこや荷物で両手がふさがった状態でも足だけで開け閉めできますので、パパとママには非常に便利ですね。

また、子どもの乗り降りのしやすさで選ぶなら、車両中央のピラーがない「ミラクルオープンドア」で大人気のダイハツ「タント」や、地上から約330mmの低床&フラットフロアを採用したトヨタ「シエンタ」などもおすすめです。

子育て世代だからこそ「コスパのよさ」は大事!

ファミリーに人気のミニバンや大型SUVですが、ボディサイズが大きいだけに車体価格もかなりのものです。

しかし、そもそも子育て世代は何かとお金がかかる層でもあります。実際、「車に何百万もかけていられない!」という家庭も多いのではないでしょうか?

コスパで車を選ぶなら、新車でも150万円以下で買える軽が魅力的です。最近の軽は車内もゆったりしていますので、家族の人数が少なく、送り迎えや買い物などの普段使いがメインであれば十分かもしれません。

軽よりもう少し余裕がほしい場合は、コンパクトカーがおすすめです。上でもご紹介したスズキ「ソリオ」などは、ファミリーにも十分な空間が確保されていますし、新車で145.4万円〜となっています。

とはいえ、人数が多いファミリーはミニバンを考えたほうがいいでしょう。

経済的なミニバンとしては、たとえばトヨタ「シエンタ」のガソリン車(168.9万円〜)があります。ただし、維持費まで考えるならハイブリッド(222.6万円〜)を選んだほうがいいかもしれません。

もしくは中古車を買う、というのも賢い選択です。とくに子どもが小さいうちはどうしても車内が汚れやすいため、無理に新車を買わないほうが精神的にもラクだったりします。

中古でも状態のいい高品質な車はいくらでもありますので、とくにお金のかかる子育ての時期は中古車を上手に選んで乗るのがおすすめです。

気になる車があったら、ぜひ見積もりをとってみてください。

スライドドア(電動ならなおよし)

上でもご説明したように、ファミリーカーではスライドドアが圧倒的に便利、かつ安全です。

狭い駐車場でも、ヒンジドアのように子供が勢いよく開けて隣の車にゴツン!ということもありませんし、開口部が広いためチャイルドシートにもラクに乗せられます。

ただし、手動のスライドドアは意外と力が要る上、思いきり開け閉めすると指をはさんでしまうリスクがありますので、小さい子供のいる家庭にはあまりおすすめできません。

やはり電動式のスライドドア(パワースライドドア)のほうが、ノブを軽く引いただけで自動的に開きますし、人や物がはさまった時に作動がストップしますので安全です。

3列シート

ファミリーカーとして絶大な人気を誇るミニバンといえば、3列シート。7〜8人が乗れるのはもちろん、2列目や3列目をアレンジすることで荷物もたっぷり載せられます。

普段はほとんど3列目を使わない人でも、いざという時に「大は小を兼ねる」ことを実感するもの。たとえば、子供の友だちも含めた送り迎えの際や、自転車や長さのある荷物を運ぶ時に重宝します。

何かあった時に車中泊できるのも、3列シートの車ならではのメリットです。

防水・防汚シート

小さい子供は、どうしても車内を汚してしまうもの。そんな時にありがたいのが、水で濡れても拭き取れる防水シートや、キズ・汚れが付きにくい防汚シートです。

その意味では布シートよりも革シートのほうが理想的ですが、本物のレザーではなくても防水・防汚加工がされた合皮シートもあります。これなら座席でジュースをこぼされたり、雨の日に濡れたまま乗られたりしても安心です。

即席テーブル

子供が飲食する機会の多いファミリーカーにあると便利なのが、必要な時に広げて使える即席テーブルです。

できればカップホルダーだけではなく、ちょっとした食べ物も置けるスペースがほしいところ。そうしないと、子供は座席に食べ物を置いてすぐに汚してしまいます。

ミニバンの場合、2列目と3列目には前の座席の背もたれに付いていることがありますので、ぜひチェックしてみてください。

リアモニター

後部座席でTVやDVDを観られるリアモニターは、とくに長時間ドライブの時に重宝するアイテムです。

モニターが前にしかないと、子供は後部座席から身を乗り出して観ようとしますし、最悪の場合シートベルトを外してしまうかもしれません。

やはり、後部座席専用のモニターがあったほうが安全ですし、子供も飽きずにドライブを楽しめますね。

ETC

最近は、ほとんどの車に取り付けられているETC車載器ですが、スムーズに高速道路を乗り降りするためには必須のツールです。

現金を用意して支払う手間をはぶけるだけではなく、曜日や時間帯によっては「ETC割引」も受けられますので、節約したい子育て世代は利用しない手はありません。

さらに最新式の「ETC2.0」には、渋滞回避や安全運転支援などの機能が付いてますます便利になっています。とくにファミリーにうれしいのが、トイレ休憩などで高速道路から一時退出しても、道の駅に立ち寄った後で1時間以内に再び高速に乗れば、降りなかった時と同じ料金が適用されるというシステム。

子供はギリギリの状態になってから「トイレ!」と言うことが多いもの。そんな時近くにサービスエリアがなくても、最寄りの出口でいったん降りられるのはありがたいですね。

広い荷室スペース

ファミリーカーといえば、広いラゲージスペース。旅行・キャンプ・スキー・習い事など、子供がいるとどうしても積み込む荷物は多くなります。

その意味でもっとも理想的なのは、2列目や3列目のシートをたためるミニバン。必要に応じてアレンジすれば、あっというまに広々とした大容量の荷室になります。

LLサイズのミニバンのほうが、一般的には荷室スペースも広めですが、最近はコンパクトサイズのミニバンでも荷物をたくさん積めるものが増えていますので、ぜひ確認してみましょう。

人気ファミリーカー・ミニバン専門の中古車販売店もある!ガリバーSNAP HOUSE

スナップハウス

画像・データ引用元:ガリバー公式「SNAP HOUSE(スナップハウス)」誕生

中古車を探しているパパとママにとって便利なのが、ファミリーカーやミニバンを専門に扱う中古車販売店です。

とくにミニバン専門店は全国各地にありますので、中古のミニバンを探している方はこまめに足を運んでみるといいでしょう。

また、最近は車種を問わずファミリー向けの車を幅広く取り扱うお店も登場しています。その代表格が、ガリバーの系列店である「SNAP HOUSE(スナップハウス)」です。

カフェやキッズスペースもある、ガリバーのSNAP HOUSEとは?

スナップハウスは、中古車業界トップをひた走るガリバーのファミリーカー専門店です。

主なターゲット層は「都市近郊に住む20〜30代の子育て世代」で、5名乗りのプチバンから7名乗りのミニバンまで、ファミリー層に人気の高い車をそろえています。

2014年、埼玉県川口市に第1号店がオープンし、現在は秋田・岩手・山形・茨城・栃木にも出店しています。まだ全国的に数は少ないですが、今後さらに拡大していく見通しです。

展示場には数多くのファミリーカーが並んでおり、自由に触ったり試乗できたりするほか、2時間300円でカフェ(フリードリンク)と広いキッズスペースも利用できます。

もちろん車を買わなくても、ママ友とのおしゃべりや子ども同士を遊ばせるために自由に使ってOKです。

スナップハウスは、ママたちに「憩いの場&車の相談もできる場所」を提供することで、本家ガリバーでは難しかったママ層とのつながりを得ることを目標としています。

子どもを遊ばせるついでに車もいろいろ見られるのは、非常に便利ですね。

ひと昔前と違い、今や「車=男性のもの」ではなくなっています。家族で使う車の決定権は、むしろママにあることも多いはず。

そんなご家族は、一度コーヒーを飲みがてらスナップハウスを覗いてみるのもいいかもしれません。

また、スナップハウスはガリバーの系列店ですから、もちろんガリバーのインターネット見積もりでも在庫を探してもらえます。

近くにスナップハウスがない方や、「まずはどれくらいの価格なのか知りたい」という方は、ぜひ利用してみてください。

子供たちの画像

へ〜ファミリーカー選びもいろいろあるんだね〜!!おじいちゃんわかった!ありがと!

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だからおじさん!...(まあ、いいか...。)

子供たちの画像

じゃあ今どんなファミリーカーが人気があるのか教えてもらえますか?人気のあるやつから選びたいな〜。

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それでは私が自販連の新車乗用車販売台数月別ランキング2017年(4月〜3月)の販売台数を参考に、ファミリーにおすすめしたい車種の人気ランキングをご紹介しますね!

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一口にファミリーといっても、3人家族4人家族5人家族、中にはそれ以上の人数が普段から乗るケースもあります。普段たくさん荷物を積む機会が多い場合もあるでしょう。

よく売れている車の中からこの車種はこのようなファミリーに最適だ!と思う車をランキング形式でご紹介したいと思います!

3〜4人家族に人気のおすすめファミリーカーランキングTOP3!

3〜4人におすすめのファミリーカー

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普段は1〜2人しか乗らないけれど、レジャーで4人が揃って遠距離ドライブする時もあるという家族にとってミニバンは大きすぎて不経済、コンパクトカーでは小さすぎて快適性が不足しがちです。

そんな家族に最適なのが小型車や普通車サイズの2BOXハッチバックまたはステーションワゴンです。3〜4人家族に人気のある車種TOP3を紹介します。

TOP3!

  • 1位:カローラフィールダー
  • 2位:シャトル
  • 3位:インプレッサSPORT

1位:後部席を格納すれば車中泊も可能なカローラフィールダー

カローラフィールダー
JC08モード燃費 エコカー減税
16.0〜33.8km/L 50〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4410mm 1695mm 1465〜1535mm 5人
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
1945mm 1430mm 1200mm 1496〜1797cc
新車販売価格 中古車相場価格
162.5891〜247.4182万円 85〜250万円

トヨタのカローラフィールダーはオールラウンドのユーティリティ性を持つステーションワゴンです。

5ナンバーサイズなので都市圏の狭い道路でもスムーズな運転ができ、ハイブリッド搭載車であればJC08モード34.4km/Lと高い燃費性能を発揮、また1.5Lの自然吸気エンジンでも23.0km/Lを記録するなど経済性に対しても優れた機能を持つ車種です。

カローラフィールダーの荷室

ラゲージルームは後部席を使用した状態でも407Lを確保しています。ラゲージルームの最大高は735mmあるので、ゴルフバッグを横にすれば9インチサイズでも4個積載可能です。

後部席背もたれはラゲージ側面またはシートサイド下部のレバーを引くだけで前倒でき、ラゲージスペースをフラットな床面にできます。

奥行き最大長は2025mmまで拡大するので、寝具を用意すれば車中泊も可能です。

安全面ではトヨタの最新予防安全装置Toyota Safety Sense Cが設定されました。

レーダーレーザーと単眼カメラで前方を検知し、自動ブレーキや車線はみ出しアラートなど7種類の機能を備え、安全運転を支援します。

この安全装置によってカローラーフィールダーは経済産業省が推奨する予防安全装置統一名称の「セーフティ・サポートカーS<ベーシック+>」を取得しています。

もっと詳しく ⇒ カローラフィールダーの評価記事

2位:くつろげる車内空間と質の良い内装を持つシャトル

シャトル
JC08モード燃費 エコカー減税
19.4〜34.0km/L 50〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4400mm 1695mm 1545〜1570mm 5人
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
1925mm 1450mm 1290mm 1496cc
新車販売価格 中古車相場価格
169〜255.2万円 150〜300万円

後部席でも大人2人がゆったりと座れて足が組めるほどの車内空間を持つのがホンダの5ナンバーサイズステーションワゴン、シャトルです。

ホンダ独自の特許技術、センタータンクレイアウトを採用しているのでキャビンとカーゴルームの空間をたっぷり取れていることが最大の特徴です。

ブラックで統一したインパネ回りはエアコンアウトレットやメーターパネルをクロームメッキで加飾、ドアパネルと助手席ダッシュボードの一部に調和した色彩の木目調パネルをアクセントに加え、ゴージャスではないけれど上質な内装による空間を作り出しています。

シャトルの荷室

荷室容量は後部席を使った状態で570L、後部席背もたれを倒すと1141Lの容量を確保できます。

バックドアの荷室開口部が地上からわずか54cmしかないので重い荷物を高く持ち上げる必要がありません。

家族で出かける時、女性や子供でも運搬がスムーズに行えます。

もっと詳しく ⇒ シャトルの評価記事

3位:操舵性が高い評価を受けたインプレッサSPORT

インプレッサスポーツ
JC08モード燃費 エコカー減税
16.0〜18.2km/L 20〜25%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4460mm 1775mm 1480mm 5人
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2085mm 1520mm 1200mm 1599〜1995cc
新車販売価格 中古車相場価格
192.2〜259.2万円 113.4〜199.9万円

スバルのインプレッサSPORTは3ナンバーサイズの2BOXハッチバックです。

1〜2名で乗車する時はセダン感覚で運転でき、4〜5名の時はステーションワゴンのように使える便利な車種です。

後部席を使った状態のカーゴルームの容量は385Lを確保、後部席背もたれは6:4の左右分割なので3人乗車時でも長い荷物が積載可能です。

インプレッサの荷室

現行モデル5代目は新世代プラットフォームSUBARU GLOBAL PLATFORMによって開発されました。

衝突時のエネルギー吸収量が先代よりも1.4倍増えたことに加え、操舵応答性や安定性が飛躍的に向上しています。

運転が楽しくなるだけでなく、家族4人でドライブに出かけた時でも乗員が車内で快適に、安全に過ごすことができます。

もっと詳しく ⇒ インプレッサスポーツの評価記事

3〜4人が乗れるファミリーカーは、ファミリーカーとしてだけでなく一般的な用途でも利用されることが多いため、中古車市場にも多くの車数が揃っています。新車価格が高いと感じられた方は中古車も検討してみるとよいでしょう!

5〜6人家族に人気のおすすめファミリーカーランキングTOP3!

5〜6人におすすめのファミリーカー

モータージャーナリストの顔画像

家族は4人構成でも、おじいちゃんやおばあちゃんの家に行って一緒に外出する時があるという場合、2列シートでは全員を乗せることができません。

3列シートのミニバンが欲しいけれど、普段使いでは不経済だという家族に最適なのが、コンパクトサイズの3列シートを備えた車種や5ナンバーサイズのミニバンです。

5〜6人乗車時の機会が多い家族に人気のTOP3を紹介します。

TOP3!

  • 1位:フリード
  • 2位:セレナ
  • 3位:シエンタ

1位:ハイブリッド仕様でも新車価格225万円のフリード

フリード
JC08モード燃費 エコカー減税
17.5〜27.2km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4265mm 1695mm 1710〜1735mm 5.2m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3045mm 1455mm 1275mm 6〜7名
新車販売価格 中古車相場価格
188.0〜274.8万円 89.5〜239.5万円

ホンダのフリードはミドルサイズのミニバンでは大きすぎるユーザーのために開発されたコンパクトサイズのミニバンです。

全長は約4.3m、全幅は約1.69m、最小回転半径は5.2mに抑えられているので都市圏の細い道路や縦列駐車をする際でもスムーズに運転できます。

現行モデル2代目は2016年6月にフルモデルチェンジを行いました。

ホンダ独自のセンタータンクレイアウトシステムに改良を加え、それまで3列目シート下に配置していたユニットを1列目シート下にレイアウトしたことにより、先代よりも広い車内空間を確保しています。

フリードのシートレイアウト

また低重心化や高剛性リアサスペンションの採用で6〜7人乗車時でも車体がふらつきにくい構造になり、乗員の快適性と操縦安定性を実現しました。

燃費効率はハイブリッド仕様がJC08モード27.2km/L、ガソリンエンジン仕様が19.0km/Lです。

どちらもミニバンの中ではトップクラスで、ハイブリッド仕様は新車販売価格が225万円からという低価格設定になっています。

もっと詳しく ⇒ フリードの評価記事

2位:迫力顔のミニバンが欲しい家族に最適なセレナライダー

セレナライダー
JC08モード燃費 エコカー減税
15.0〜17.2km/L 20〜25%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4690〜4770mm 1695〜1740mm 1865mm 5.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3170〜3240mm 1545mm 1400mm 8名
新車販売価格 中古車相場価格
243.5〜372.8万円 144.8〜273.8万円

日産の5ナンバーサイズミニバン、セレナの中で迫力顔のタイプが欲しいという家族層から人気を集めているのがライダーです。

日産車のドレスアップを担当するオーテックが手がけたカスタム仕様で、フロント回りを中心にエクステリアを大胆に変身させています。

なお、走行性能や車内装備はスタンダードモデルと変わりありません。

主な変更点はアッパーグリル、ロアグリル、前後のバンパーです。

セレナのインテリア

細いシルバーメッキモールを水平基調で並べ、彫りを深くしてメタルグリルを配したバンパーを取り付けたことにより、迫力顔となって存在感を強めています。

インテリアではシートに専用クリスタルスエードとブルーステッチを加えました。

家族だけでなく、大人の友人同士が5〜6人乗ってもくつろげる空間に仕上がっています。

もっと詳しく ⇒ セレナの評価記事

3位:使いやすさで高い評価を受けているシエンタ

シエンタ
JC08モード燃費 エコカー減税
15.4〜27.2km/L 20〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4235mm 1695mm 1675mm 5.2m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2535mm 1470mm 1280mm 6〜7名
新車販売価格 中古車相場価格
168.9〜264.5万円 74.7〜235.5万円

小さな子供がいて送り迎えをする時、やたらと荷物を乗せたり子供の友達を送ったりすることはけっして珍しくありません。

そんな時に役立つのがトヨタのコンパクトミニバン、シエンタです。

全長約4.2mに3列シートを設置しているので、さすがに3列目シートは大人が長時間座れる設計にはなっていませんが、それでも後部席へ向かってヒップポイントが高くなるシアターレイアウトを採用しているので圧迫感が軽減されています。

シエンタの乗り降り

ユーティリティ性はコンパクトワゴンの中でもトップクラスで、とくに小さな子供へ配慮した装備が随所に見られます。

フラットフロアは地上から約330mmに設計されており、センターピラーやドアトリムにはアシストグリップを設けているので小さな子供でもラクに乗降できます。

3列目シートを収納した時のラゲージルームは長さ1430mm、高さ1085mmになり、子供の自転車を積むことも可能です。

車内空間をいろいろな用途に使いたい家族に最適な車種です。

もっと詳しく ⇒ シエンタの評価記事

最近最も人気があるのが5〜6人が乗れる少しコンパクトなミニバンです。車数が多いので中古車市場でも価格が下がりやすくお買い得に手に入れることができます。

7〜8人家族に人気のおすすめファミリーカーランキングTOP3!

7〜8人におすすめのファミリーカー

モータージャーナリストの顔画像

7〜8人が乗車すると大人の数が多くなるのでどうしても5ナンバーサイズのミニバンでは窮屈になり、フルサイズのミニバンが必要になります。

最近、フルサイズミニバンの快適性が注目されており、大家族だけでなく政治家や芸能人なども好んで使用するようになりました。

7〜8人の家族や友人同士でも快適性を確保できるミニバンTOP3を紹介します。

TOP3!

  • 1位:アルファード
  • 2位:エスティマ
  • 3位:エルグランド

1位:さらに迫力顔になった新型アルファード

アルファード
JC08モード燃費 エコカー減税
9.5〜19.4km/L 20〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4915〜4935mm 1850mm 1895〜1950mm 5.6m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3210mm 1590mm 1400mm 7〜8名
新車販売価格 中古車相場価格
319.7〜703.6万円 129.0〜374.0万円

トヨタのミニバンでフラッグシップモデルとなるのがアルファードです。

同じくトヨタのヴェルファイアとはバッジエンジニアリング(商品名やエンブレム、ボディの一部を変えて販売する方法)による姉妹車で、ヴェルファイアがアグレッシブな雰囲気であることに対してアルファードは落ち着いたイメージを持っていましたが、2017年12月のビッグマイナーチェンジではヴェルファイアに引けを取らない迫力顔になりました。

アルファードのインテリア

今回のマイナーチェンジでは内装にも変更点が数多くあります。2列目や3列目シートの質感を高め、インパネ回りやドアトリムに使っている木目調加工を新しいデザインにしてラグジュアリー感を強めました。

助手席や7人乗り2列目のキャプテンシートは電動オットマンまで装備されているので旅客機のビジネスクラス並の快適性を味わうことができます。

もっと詳しく ⇒ アルファードの評価記事

2位:フルサイズなのにスタイリッシュなエスティマ

エスティマ
JC08モード燃費 エコカー減税
18.0km/L 100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4820mm 1810mm 1760mm 7〜8人
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3010mm 1580mm 1255mm 2362cc
新車販売価格 中古車相場価格
435.2〜492.8万円 99.0〜315.5万円

ミニバンは乗員の快適性とユーティリティ性を確保することが最優先なのでエクステリアのフォルムはどうしても1BOX形状になりがちですが、あえて車高を下げ、エクステリアのデザインを優先してスタイリッシュなフォルムにしたのがトヨタのフルサイズミニバン、エスティマです。

初代に与えられた「天才タマゴ」というコンセプトを継承、3代目の現行モデルもモノフォルムのボディ全体に丸みを持たせ、ルーフはリアに向かって滑らかな曲線を描くクーペスタイルになっています。

エスティマのインテリア

インテリアは上級モデルが木目調パネルをステアリングやドアトリムの一部に採用していますが、ゴージャスなイメージではなく上質な空間といった雰囲気に留めています。

乗員の快適性はトヨタ車らしく細部まで配慮されており、とくにUVカットガラスはトヨタで初めて全方位に採用されています。

大家族や友人たちを乗せる機会が多いけれど迫力顔は苦手というユーザーに最適のミニバンです。

もっと詳しく ⇒ エスティマの評価記事

3位:上質な車内空間を演出する内装のエルグランド

エルグランド
JC08モード燃費 エコカー減税
9.0〜10.8km/L 0〜40%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4915〜4975mm 1850mm 1805〜1815mm 5.4〜5.7m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3025mm 1580mm 1285〜1300mm 1910〜2110kg
新車販売価格 中古車相場価格
321.3〜806.7万円 140〜530万円

日産のミニバンでフラッグシップモデルとなるのがエルグランドです。

7人乗り2列目はVIP仕様のキャプテンシートで足元には電動式のオットマンが装備されています。

また背もたれ部分には中折れ機能があるので乗員にぴったりとフィットさせた形状が可能で、長時間のドライブでも体圧を分散せて疲労を軽減させます。

エルグランドの室内

内装色にはブラックとホワイトを設定、上質なリビングでくつろいでいるような雰囲気を作り出しています。

エルグランドの特徴は「技術の日産」らしく走行性能を重視していることです。

エンジンは高トルクを発揮する3.5LのVQ35DE型をエルグランド用にチューン、大容量の燃料タンクを薄型にして床下へ配置したことにより低重心化を実現しました。

強い横風を受けても安定した走りが可能です。乗員の快適性だけでなく、運転する楽しさも求めたいユーザーに最適のミニバンです。

もっと詳しく ⇒ エルグランドの評価記事

7〜8人が乗れるLサイズミニバンは外装も内装も豪華ですがその分車体価格がかなり高めに設定されています。前モデルでもイメージが変わらず十分に豪華な仕様になっておりますので、中古車で購入する人が多いです。

アウトドア好きにおすすめ人気のファミリーカーランキングTOP3!

アウトドアに人気のファミリーカー

モータージャーナリストの顔画像

家族のレジャーで王道といえばアウトドアです。

夏のキャンプや冬のスキーを代表として季節を問わず楽しむことができますが、その時に必要となるのが家族4人がゆったりと座れて荷物をたっぷり積め、しかもオフロード走破性が高いファミリーカーです。

アウトドア好きの家族に人気の車種TOP3を紹介します。

TOP3!

  • 1位:XV
  • 2位:エクストレイル
  • 3位:デリカD:5

1位:普段使いにもちょうど良いサイズのXV

XV
JC08モード燃費 エコカー減税
16.0〜16.4km/L 取得税20%減税、重量税25%減税
<主要スペック>
全長 全幅 全高 乗車定員
4465mm 1800mm 1550mm 5人
室内長 室内幅 室内高 総排気量
2085mm 1520mm 1200mm 1600〜2000cc
新車販売価格 中古車相場価格
213〜267万円 60〜280万円

スバルのXVはインプレッサSPORTをベースに開発したSUVです。

全高1550mmの2BOXハッチバックタイプなので都市圏の道路でもスムーズに運転でき、立体駐車場にも入庫できます。

後部席は前部席背もたれの形状を工夫しているので圧迫感が少なく、大人が足を組めるほどの余裕があります。

XVのカーゴルーム

カーゴルームの容量は後部席をした状態でも385Lを確保、床下にはサブトランクもついているので背の高い荷物を積めるなど、普段の生活のために使う車種としても十分な実力を備えています。

XVが本当の実力を発揮するのはオフロードや雪道が続くアウトドア・レジャーです。

スバル特有の水平対向エンジンは左右の重量バランスを均等にして低重心にする特性を持っており、常時4輪を駆動させながら路面や走行状況に応じて4輪に最適なトルク配分を行う「アクティブトルクスプリットAWD」によって、雪道の発進時や荒れた山道の登坂でも安定した走行が可能になっています。

最低地上高を200mmに設計、フロント下部にアンダーガードを装備しているので、家族4人と荷物を乗せて車高が下がっても悪路走破性は劣ることがありません。

アウトドアだけでなく日常的にもファミリーユースを求める人に最適な車種です。

もっと詳しく ⇒ XVの評価記事

2位:ハイブリッド搭載で燃費性能を高めたエクストレイル

エクストレイル
JC08モード燃費 エコカー減税
15.6〜20.6km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 乗車定員
4640mm 1820mm 1715mm 5〜7人
室内長 室内幅 室内高 総排気量
2005〜2555mm 1535mm 1220〜1270mm 1997cc
新車販売価格 中古車相場価格
223.884〜351.324万円 170〜350万円

日産のエクストレイルは全長約4.7m、全幅約1.8m、全高約1.7mのミドルサイズSUVです。

都市圏で日常的に扱うにはやや大きめのサイズとなりますが、ハイブリッドシステム搭載車のJC08モードは20.8km/Lなのでボディサイズの割には燃費性能が良く、日常的なファミリーユースでも不経済と感じることはありません。

むしろ広い車内空間を求めるアウトドア好きの家族には最適な車種で、大人数で移動したいユーザーのために3列シート車も設定されています。

エクストレイルと雪

先代モデルで好評だった防水シートは現行モデルにも採用されています。

雪のついたウェアや水に濡れたままのウェットスーツで座っても拭くだけできれいになります。

また2列シートのガソリンエンジン仕様には防水フレキシブルラゲッジボードが装備されています。

汚れたままのアウトドアグッズを積載しても掃除が簡単な点はアウトドア好き家族にとって嬉しいポイントのひとつです。

もっと詳しく ⇒ エクストレイルの評価記事

3位:アクティブギアが高い人気のデリカD:5

デリカD:5
JC08モード燃費 エコカー減税
10.6〜13.0km/L 100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 乗車定員
4730mm 1795mm 1870mm 7〜8人
室内長 室内幅 室内高 総排気量
2915mm 1505mm 1310mm 1997cc
新車販売価格 中古車相場価格
240〜429万円 34〜435万円

三菱のデリカD:5はアウトドア好きに向けて開発されたミニバンタイプのSUVです。

ミニバンは車内空間が広いため、オフロード走行が主体になるとボディ剛性に不足が生じます。

デリカD:5はボディ剛性を強めるために、モノコック全体に肋骨を思わせるような環状骨格構造「リブボーンフレーム」を採用、さらに大型のクロスメンバーをアンダーボディに取り付けてオフロード走行性能を高めています。

D5フレーム

グランドクリアランスの優れたボディ形状はそれだけでタフネスな雰囲気を持っていますが、さらに迫力あるイメージに仕立てているのが特別仕様のアクティブギアです。

走行性能や装備をオリジナルのままにしてエクステリアやインテリアにオリジナルパーツを用意しました。

ブラックのボディカラーにオレンジのアクセントが加わってアウトドアに似合うスポーティな雰囲気になっています。頻繁にアウトドア・レジャーへ出かける家族に最適なミニバンです。

もっと詳しく ⇒ デリカD:5の評価記事

車をアウトドアで使用するとどれだけ注意していても傷や汚れなどがたくさんついてしまいます。であればいっそのこと最初から中古車を購入して、傷や汚れを気にせずばんばん車を使い倒す方法も賢い選択肢です。

ファミリーカーとして使えるおすすめSUV人気ランキングTOP3!

ファミリーカーSUV

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コンパクトサイズやミドルサイズのクロスオーバーSUVはデザイン重視の趣味性が高い車種である反面、乗員の乗り心地や都市圏での運転しやすさも備えており、ファミリーユースでも十分な実用性を持つ車種です。

家族4〜5人がゆったり乗れて都市圏で走行しても快適なSUVのTOP3を紹介します。

TOP3!

  • 1位:ヴェゼル
  • 2位:ハリアー
  • 3位:CX-3

1位:女性の普段使いに最適サイズのヴェゼル

ヴェゼル
JC08モード燃費 エコカー減税
19.0〜27.0km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 乗車定員
4295mm 1770mm 1605mm 5人
室内長 室内幅 室内高 総排気量
1930mm 1485mm 1265mm 1496cc
新車販売価格 中古車相場価格
193.1〜275万円 180〜330万円

ホンダのヴェゼルは全長約4.3m、全幅1.77m、全高約1.6mのミドルサイズSUVです。

ベルトラインから下はSUVらしい塊感を打ち出し、キャビン部はリアウインドウとルーフが流麗なラインを描くクーペスタイルであることが大きな特徴となっており、都市圏でも似合うデザインにまとめられています。

前部席はワイドなコンソールで仕切ってプライベート感覚を作り出し、後部席はヒップポイントを下げてヘッドクリアランスを十分に取っているので家族4〜5人が乗ってもくつろげる車内空間になっています。

ヴェゼル室内

不織布タイプのフロアアンダーカバーや高遮音性のフロアカーペットといった防音材を使っているため、車内の静粛性が優れている点もファミリーユースでは嬉しいポイントのひとつです。

ヴェゼルはスタイリングだけでなく操縦性が良いことも人気要因として上げられます。

セダンよりも約100mm高いアイポイントは前方視界が広がることに加えて左右窓下の死角を軽減、最小回転半径はわずか5.3mなので回頭性が優れており、女性が日常的に運転する際でも扱いやすいSUVに設計されています。

もっと詳しく ⇒ ヴェゼルの評価記事

2位:スタイリッシュなデザインと燃費性能を両立させたハリアー

ハリアー
JC08モード燃費 エコカー減税
14.8〜21.8km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 乗車定員
4720mm 1835mm 1690mm 5人
室内長 室内幅 室内高 総排気量
1965mm 1480mm 1220mm 1986〜2493cc
新車販売価格 中古車相場価格
288〜459.1万円 250〜500万円

ソリッドなボディフォルムを持つトヨタのハリアーは男性的イメージを持つクロスオーバーSUVですが、意外にファミリーユースでも十分な実用性と経済性を備えている車種です。

ラゲージスペースは後部席を使った状態で9.5インチゴルフバッグを4個横積みできる容量があり、後部席背もたれまで金属調加飾レールが取り付けてあるので重い荷物も少しの力で積載できます。

ハリアーのラゲージ

ハイブリッド搭載車のSUVらしい特徴はフロントとリアにそれぞれ独立した駆動用モーターを配置して電気式4輪駆動E-Fourの機能を持たせたことです。

雪道や砂利道の発進時、タイヤの空転を察知すると自動的に後輪のモーターが作動する仕組みで、オフロードの走行安定性が向上します。

また一般的な4輪駆動よりも燃費効率が良く、JC08モードは21.4km/LとSUVではトップクラスの数値を記録しています。

顔つきに似合わずトヨタらしい優等生の面も備えた車種です。

もっと詳しく ⇒ ハリアーの評価記事

3位:高い評価のクリーンディーゼルを搭載したCX-3

CX-3
JC08モード燃費 エコカー減税
21.0〜25.0km/L 100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 乗車定員
4275mm 1765mm 1550mm 5人
室内長 室内幅 室内高 総排気量
1810mm 1435mm 1210mm 1498cc
新車販売価格 中古車相場価格
237.6〜302.4万円 190〜340万円

マツダのコンパクトサイズSUV、CX-3で人気を集めているのはクリーンディーゼル搭載モデルです。

もっとも燃費が良いのはFFの6速マニュアル車でJC08モードは25.0km/L、6速ATの4WDでも21.0km/Lを記録しています。

単価の安い軽油を使用する点も経済性を重視するファミリーユースの人気要素になっています。

CX-3のインテリア

家族を乗せている時に効果を発揮する機能がG-ベクタリングコントロールです。

ステアリングの操舵とブレーキやアクセル操作を統合的に制御し、タイヤにかかる荷重をできるだけ均等にする技術で、乗員が感じる揺れを極力抑えることができます。

子供や車酔いしやすい人が乗車していても快適なドライブが楽しめます。

もっと詳しく ⇒ CX-3の評価記事

SUVは見た目がかっこいいのでファミリーカーとして使う人も多いです。しかしSUVは価格が高くなりがちな車種が多いので、きれいな中古車を探しもらうこともできます。

ファミリーカーにおすすめミニバン人気ランキングTOP3!

ファミリーに最適なミニバン

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ファミリーカーにもっとも適しているのは5ナンバーサイズのミニバンです。

多人数が乗車でき、シートアレンジによっては大きな荷物も積載可能、しかも女性が比較的簡単に運転できるボディサイズを持っていることから各メーカーの5ナンバーサイズミニバンはライバル車と差異化を図るために独自機能を持たせています。

家族向けミニバンの中から人気車種TOP3を紹介します。

TOP3!

  • 1位:シエンタ
  • 2位:フリード
  • 3位:セレナ

1位:約168万円の低価格で購入できるシエンタ

シエンタ
JC08モード燃費 エコカー減税
15.4〜27.2km/L 20〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4235mm 1695mm 1675mm 5.2m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2535mm 1470mm 1280mm 6〜7名
新車販売価格 中古車相場価格
168.9〜264.5万円 74.7〜235.5万円

トヨタのシエンタはコンパクトサイズの7人乗りミニバンです。

さすがに7人乗ると2列目や3列目はタイトになって長時間のドライブには向いていませんが、子供の友達を送り迎えしたり、おじいちゃんおばあちゃんを乗せて食事に行ったりと短時間であれば十分に目的を果たすことができます。

3列目シートはヒップポイントが高くなるシアターレイアウトなので圧迫感が低減されています。

シエンタのシートアレンジ

シートアレンジは多彩なことに加え、ワンタッチで操作できる利便性を備えています。

3列目シートはロックを外して前方へ送り込めば2列目シートの下に格納され、そのまま2列目シートもたたむことができるので広いラゲージルームを作り出すことができます。3人乗車でもカーペットなど長尺物が積載可能です。

家族向けとして最適のサイズと利便性を持つシエンタの最低価格はベースモデルのX”V”パッケージで約168万円です。

軽スーパーハイトワゴンの上級グレードよりも安い価格設定なので、軽自動車からステップアップしたい家族に最適の車種といえます。

もっと詳しく ⇒ シエンタの評価記事

2位:派生車種のフリードプラスも人気上昇中

フリードプラス
JC08モード燃費 エコカー減税
17.5〜27.2km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4265mm 1695mm 1710〜1735mm 5.2m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3045mm 1455mm 1275mm 6〜7名
新車販売価格 中古車相場価格
188.0〜274.8万円 89.5〜239.5万円

シエンタのライバル車として人気を競っているのがホンダのコンパクトミニバン、フリードです。

センタータンクレイアウトを採用しているので車内空間に余裕があり、3列目シートは大人が乗ってもゆとりのある空間になっていることが特徴です。

フリードを5人乗りに改良して趣味性の高いワゴンにした派生車種がフリードプラスです。

フリードプラスの荷室

前部席背もたれを前倒させて後部席を収納し、プラス専用のユーティリティボードを伸ばせば車内にフルフラットな空間が生まれ、車中泊も可能になります。

ユーティリティナットを荷室左右20ヶ所に配置、荷物をしっかり固定できるタイダウンフックも備えているので家族や子供の趣味に合わせた空間アレンジができます。

もっと詳しく ⇒ フリードの評価記事

3位 シンプルハイブリッド搭載で燃費性能も良いセレナ

セレナ
JC08モード燃費 エコカー減税
15.0〜17.2km/L 20〜25%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4690〜4770mm 1695〜1740mm 1865mm 5.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3170〜3240mm 1545mm 1400mm 8名
新車販売価格 中古車相場価格
243.5〜372.8万円 144.8〜273.8万円

日産の5ナンバーサイズミニバン、セレナは家族向け装備が充実していることで人気を集めている車種です。

2列目シートのスライド幅は最大690mmあるので最後部まで動かせば子供が着替えられるほどのスペースを作り出せます。

また2列目シート中央は1列目センターにスライドできるので3列目から1列目に向かってウォークスルーの空間が生まれ、2列目と3列目はフルフラットにアレンジできるので、寝具さえあれば車中泊も可能です。

セレナの室内

セレナがファミリーカーとして最適な理由のひとつに燃費性能があります。

日産独自のシンプルハイブリッド搭載車はJC08モード17.2km/Lで、同価格帯の5ナンバーサイズミニバンではトップクラスの好燃費を記録しています。

エンジンとバッテリー、モーターをひとつのユニットにまとめたコンパクトな構造は車内空間をフルに使うミニバンに取って大きなメリットです。

広い車内と経済性を求める家族に最適な車種です。

もっと詳しく ⇒ セレナの評価記事

ファミリーと言えばミニバンというほどメーカー間の競争が激しいクラスです。中古車市場にも豊富な車種、グレードが流通しておりますので、価格が下がりやすくお買い得に手に入りやすくなっています。

ミニバン人気ランキングはこちら

中古車で人気のおすすめファミリーカーTOP3!

中古車で人気のファミリーカー

モータージャーナリストの顔画像

中古車市場で家族層に人気があるのは新車と同じくミニバンです。

ただし中古車になると価格が安くなるため、コンパクトサイズよりも5ナンバー枠いっぱいのサイズや装備の充実したモデル、また男性的なタイプの車種に人気が集まっています。

中古車で人気のある家族向けTOP3を紹介します。

TOP3!

  • 1位:ヴォクシー
  • 2位:オデッセイ
  • 3位:セレナ

1位:マッチョな外観に似合わず燃費効率も良いヴォクシー

ヴォクシー
JC08モード燃費 エコカー減税
16.0〜23.8km/L 25〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4695〜4710mm 1695〜1735mm 1825mm 5.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2930mm 1540mm 1400mm 7〜8名
新車販売価格 中古車相場価格
246.6〜326.9万円 104.9〜264.0万円

トヨタの5ナンバーサイズミニバン、ヴォクシーはノアやヴェルファイアとの3姉妹車で、男性的キャラクターを持つ車種です。

ロアグリルを大面積の台形型にデザイン、バンパー両サイドをワイドにして安定感を与えると同時に迫力顔を強くアピールしています。

男性的なキャラクターを演出する一方で経済性に優れており、ハイブリッドシステム搭載車はJC08モード23.8km/Lを記録しています。

顔はいかついけれど内面は優しい父親的イメージで、トヨタらしいファミリーカーと言えます。

ヴォクシーは3姉妹車の中で販売台数トップという実績を持っていることから中古車市場には豊富な車数が流通しており、好みのボディカラーやグレードを選べます。

2014年から販売されている現行モデルは3年落ち以内ということもあってやや高値傾向にあり、2015年式で走行距離3〜4万kmの場合、220〜250万円が相場となっています。

先代モデルは型落ち感が強いことから中古車価格は低めで、2010年式走行距離3〜4万kmの場合、130〜150万円が相場です。

もっと詳しく ⇒ ヴォクシーの評価記事

2位:オデッセイの現行モデル中古車価格は210〜240万円が相場

オデッセイ
JC08モード燃費 エコカー減税
11.0〜14.0km/L 50〜100%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 乗車定員
4830mm 1800〜1820mm 1685〜1715mm 5.4m
室内長 室内幅 室内高 総排気量
2935mm 1625mm 1305〜1325mm 1700〜1830kg
新車販売価格 中古車相場価格
277〜342万円 229〜425万円

ホンダのミニバンでフラッグシップモデルとなるのがオデッセイです。

全高が低いので乗用車感覚の運転ができることやフラッグシップモデルに相応しいゴージャスなインテリアであること、中古車になると値落ち幅が大きくなるのでコストパフォーマンスに優れていることなどの理由から中古車市場では人気車種となっています。

現行モデルが発売されたのは2013年です。したがって3〜4年経過の中古車でも現行モデルを購入できるというメリットがあります。

登録初年度となる2013年式で走行距離3〜4万kmの場合、210〜240万円が相場です。

先代モデルは年式が古くなることもあって相場は安値傾向となり、2012年式で走行距離4〜5万kmの場合、150〜170万円が中心価格帯となります。

もっと詳しく ⇒ オデッセイの評価記事

3位:先代モデルの中古車セレナは安値傾向

セレナ
JC08モード燃費 エコカー減税
15.0〜17.2km/L 20〜25%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
4690〜4770mm 1695〜1740mm 1865mm 5.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
3170〜3240mm 1545mm 1400mm 8名
新車販売価格 中古車相場価格
243.5〜372.8万円 144.8〜273.8万円

日産の5ナンバーミニバン、セレナは家族向け装備が充実した車種として人気があり、2010年から2016年まで販売された4代目は3年連続ミニバン販売台数トップを堅持しました。

その影響で中古車市場には4代目の車数が豊富に流通しており、型落ち感も手伝って比較的安値の相場を形成しています。

ボリュームゾーンとなっているのは1回目の車検前に買取や下取に出された2014〜2015年式で、走行距離3〜4万kmと状態の良い車種でも150〜180万円が中心価格帯となっています。

3代目はさらに安くなり、登録最終年度となる2010年式で走行距離3〜4万kmでも80〜110万円が相場です。

セレナの多彩なシートアレンジは3代目から始まっているだけに、中古車でもファミリーカーとしての実用性は十分に備えている車種です。

もっと詳しく ⇒ セレナの評価記事

ミニバンは中古車市場に豊富に流通していますので、価格競争が起こりやすく品質に比べて安く購入できる可能性が高い車種です。

ファミリーにおすすめの軽自動車人気ランキングTOP3!子育てママにおすすめ!スライドドアも!

ファミリーカーといえばミニバンが人気ですが、3〜4人家族であれば軽のトールワゴンでも十分な場合があります。

最近の軽トールワゴンは車内空間も広いですし、安全性や燃費性能も向上しているため、ファミリーにも使い勝手が良くなっているのです。

ここでは、軽自動車の中でとくにファミリーにおすすめの車TOP3をご紹介したいと思います。

1位 不動の人気!車内空間の広さが魅力のホンダN-BOX

N-BOXの画像
JC08モード燃費 エコカー減税
23.0〜27.0km/L 20〜50%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1790〜1815mm 4.5m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2240mm 1350mm 1400mm 4名
新車販売価格 中古車相場価格
138.5〜200.6万円 27〜198万円

普通車も含めた全車種の中で、圧倒的な売り上げを誇るホンダN-BOXは、ファミリー層にも大人気の車です。

通常は後部座席下にある燃料タンクを、前部座席下に配置するホンダ独自の技術「センタータンクレイアウト」により、大人4人が乗ってもくつろげるほどの車内空間が確保されています。

車内高も140cmあるため、子どもが立ったまま着替えるのも楽々。全タイプに、安全運転支援システムの「Honda SENSING」が標準装備されているのも心強いポイントです。

2位 幼児からお年寄りまで乗り降りしやすいダイハツ タント

タント
JC08モード燃費 エコカー減税
24.6〜28.0km/L 50〜80%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1750mm 4.4m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
1930〜2200mm 1350mm 1365mm 4名
新車販売価格 中古車相場価格
122.0〜165.7万円 1〜498万円

ダイハツタントといえば、一番の特徴は「ミラクルオープンドア」。前部座席と後部座席の間の柱がないため、開口幅が非常に広く、子どもからお年寄りまでラクに乗り降りできます。

また、撥水シートを採用しているため、子どもが飲み物をこぼしても安心です。

大切な家族の命を守るためにも、できれば最新の「スマートアシストV」が搭載されているモデルを選ぶことをおすすめします。

3位 低燃費&高性能で安心して家族を乗せて走れるスズキ スペーシア

スペーシア
JC08モード燃費 エコカー減税
27.0〜30.0km/L 25〜75%
<主要スペック>
全長 全幅 全高 最小回転半径
3395mm 1475mm 1785mm 4.4m
室内長 室内幅 室内高 乗員定員
2155mm 1345mm 1410mm 4名
新車販売価格 中古車相場価格
127.4〜158.9万円 25〜195万円

ホンダN-BOXに次いで売り上げを伸ばしているスズキスペーシアは、低燃費&高性能が魅力の軽トールワゴンです。

全車マイルドハイブリッド仕様となっており、27.0〜30.0km/Lという低燃費を実現。軽トールワゴンとしては最軽量のため、競合車と比べて走行性能にも優れています。

安全性能では、全車に「衝突被害軽減ブレーキ」が標準装備されているほか、軽として初めての採用となる「3Dビューの全方位モニター用カメラ」「ヘッドアップディスプレイ」などを搭載(オプション)。

車内高も広く、ゆとりのある車内空間が確保されているため、居住性も◎です。

維持費と室内の広さから選ぶファミリーカー

車を選ぶポイントはいくつかありますが、ファミリーカーの場合、「維持費」と「車内の広さ」は多くの人が重視するのではないでしょうか。

「子育てには何かとお金がかかるから、維持費は安いほうがいい!」「でも、子供のことを考えると車内は広いほうが…」など、希望は尽きないものです。

まずファミリーカーの広さについてですが、軽自動車・コンパクトカーが小さめであることは当然として、じつはミニバンにもいくつかのサイズがあります。S・M・Lに分けるとすると、以下のような感じです。

Sミニバン フリード・シエンタなど
Mミニバン セレナ・ノア・ステップワゴン・エスティマなど
Lミニバン エルグランド・アルファードなど

次に、それぞれの維持費をざっくりと見ていきましょう。ここでは、自動車税と車検代、そしてガソリン代に影響を与える燃費で比較してみたいと思います。

軽はタント、Sミニバンはシエンタ、Mミニバンはステップワゴン、Lミニバンはアルファードのデータを採用。車検代は、ディーラーで受けるかそれ以外で受けるかによっても違いますが、参考として「Rakuten車検」の全国平均の車検費用の総額を記載しています。

車の種類 自動車税 車検代 燃費
軽自動車 10,800円 49,670円 24.6〜28.0km/L
コンパクトカー・
ミニバン(Sサイズ)
34,500円 69,550円 15.4〜27.2km/L
ミニバン(Mサイズ) 39,500円〜45,000円 78,450円 15.0〜25.0km/L
ミニバン(Lサイズ) 45,000円〜58,000円 78,450円 9.5〜19.4km/L

こうして見ますと、やはり車体の大きい車ほど維持費が多くかかることがよくわかります。

維持費重視で選ぶなら、軽またはコンパクトミニバン!

維持費のなるべくかからないファミリーカーを選ぶなら、軽もしくはコンパクト(Sサイズ)ミニバンがおすすめです。たとえば小さいお子さんが2人までなら、これらのタイプの車でも問題なく乗れると思います。

燃費を見ても、タントが24.6〜28.0km/L、N-BOXが23.0〜27.0km/Lと、やはり軽は低燃費です。コンパクトミニバンでは、シエンタが15.4〜27.2km/L、フリードが17.5〜27.2km/Lとなっています。

また「軽に見える」と評判のコンパクトカー、スズキソリオも22.0〜32.0km/Lと、燃費はかなり優秀です。

広さ重視で選ぶなら、Lサイズ・LLサイズミニバン!

一方、維持費は多少かかってもいいから広さを重視するなら、やはりLサイズ・LLサイズのミニバンを選ぶに越したことはありません。

お子さんと遠出ができるのも、長い人生から見ればほんの一時期。この時期をめいっぱい楽しむために、多少維持費がかかっても荷物をたくさん積めて、子供がのびのび過ごせる大きめのファミリーカーを選ぶのも1つの選択といえます。

車内の広さでは、トヨタのアルファードが室内長3,210mm・室内幅1,59mm・室内高1,400mmと、国産ミニバンの中でも随一の広さを誇ります。兄弟車であるヴェルファイアも同様です。

ハイブリッドなら燃費もよく、JC08モードで18.4〜19.4 km/Lという数字をマークしています。

続いて、日産セレナ・ホンダステップワゴンが車内空間の広さで上位につけています。

スライドドア搭載の子供も便利なファミリーカーおすすめ3選!

ファミリーカーでは、やはりスライドドアのほうが安全性・使い勝手ともに優秀です。とくに小学校低学年までのお子さんがいる家庭では、となりの車にドアをぶつけたり、開閉の際に指をはさんだりしないためにも、電動スライドドアのついた車が望ましいでしょう。

ここでは、電動スライドドア搭載の便利なファミリーカーTOP3をご紹介します。

1位:足だけで開くハンズフリースライドドアのホンダ フリード

フリード

人気のコンパクトミニバン、ホンダフリードには、足先をかざすだけでスライドドアが自動的に開閉する「ハンズフリースライドドア」が搭載されています。

買い物の荷物や、寝てしまったお子さんなどで両手がふさがっている時には、本当に便利な機能です。

ちなみに、同じドアが採用された車に日産セレナもあります(ハンズフリーオートスライドドア)。

ホンダのほうは純正アクセサリーとして、後付けも可能となっている点が特徴です。

2位:指先ひとつで開閉するワンアクションパワースライドドアのスズキ ソリオ

ソリオ

コンパクトなファミリーカーとして人気のスズキ ソリオには、ドアのスイッチを押すだけで自動解錠&自動オープンする「ワンアクションパワースライドドア」が搭載されています。携帯リモコンは、ポケットやバッグに入れたままでOKです。

開閉中にスイッチを押すと、好きな位置でドアを止められますので、ちょっとした荷物を出し入れするために少しだけ開閉したい時にも便利ですね。

また、お子さんでも乗り降りしやすいようにステップが低く設計されているのはもちろんのこと、センターピラーに乗降グリップがついているため、お年寄りにも安心です。

3位:センターピラーがないミラクルオープンドアが魅力のダイハツ タント

タント

軽の概念をくつがえす広々とした車内で人気を集めてきた、ダイハツのタント。2007年から採用された、CMでもおなじみの「ミラクルオープンドア」は、とくに子育て世代から絶大な支持を受けています。

センターピラーをなくすことで、スライドドアの開口幅は最大で1,490mmに。ベビーカーや長さのある荷物もラクラク積み下ろしできます。

また、低床設計で小さなお子さんにも乗り降りしやすい点もうれしいポイントです。

ファミリーカーとして軽自動車スーパーハイトワゴンは安全面の低さからおすすめしない

ここ数年、日本では軽自動車が大人気。車の年間販売台数ランキングを見ても、首位独走のホンダN-BOXを筆頭に、ダイハツのムーヴ・タント、日産デイズなど、軽スーパーハイトワゴンと呼ばれる軽自動車がずらりと名を連ねています。

軽でも高さをもたせることで、広々とした車内空間を確保した軽スーパーハイトワゴンですが、ファミリーカーとしては基本的にあまりおすすめできません。その理由は、おもに安全性の問題です。

軽自動車の衝突安全性

もともと軽自動車は、普通車に比べると簡易的な作りになっているため、車体剛性は高くありません。

さらに軽スーパーハイトワゴンの場合、幅に対して高さがあるためにバランスがとりにくく、事故時に横転しやすい点が問題視されています。

軽スーパーハイトワゴンの中でも一番人気のホンダN-BOXは、いち早くESC(横滑り防止装置)をとり入れたほか、最新モデルには安全運動支援システムの「Honda SENSING」が標準装備されているなど、安全性に力が入れられているのも事実です。

家族の人数が少ない場合、そうした安全な軽を選ぶのも1つの選択ではありますが、車体の規格が小さい分、どうしてもクラッシャブルゾーンが狭くなってしまうことは否めません。

子供の安全を考えるなら普通車クラス。ミニバン・SUV以上がよい

大切な子供の命を守るという観点から車を選ぶと、やはり車体がしっかりしていて、安全装置も充実した普通車クラスのほうがいいと思われます。

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が毎年発表する「自動車アセスメント(JNCAP)」を見ても、上位にランクインしているのは普通車クラスばかりです。2017年度のランキングを見ますと、トヨタ「C-HR」や、マツダ「CX-5」「CX-3」「CX-8」などのSUVが多く名を連ねています。

たとえばマツダの「CX-8」は、一般的に事故時の生存率が低くなりやすい3列目の安全性も高く、時速80kmでのオフセット衝突でも十分な生存率が確保されています。

子供の命を守るためには、やはりできるかぎり剛性が高いミニバン・SUV以上で、最新の予防安全装備を搭載した車を選んだほうが安心です。

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