保険の支払方法について

自動車保険の支払いというのは、昔はまったく融通が利かず、契約時、補償期間前にとにかく一括払いで支払うというのが基本であったのですが、最近ではダイレクト自動車保険の扱いも増えてきたため、月次の分割払いにして支払うこともできてかなり便利になっています。

また収納方法についても様々なものがあり、銀行振替、振込み、コンビニエンスストア入金、クレジットカード払いなどが選択できてかなり便利です。

車両保険などを含めると結構金額の多い支払になるケースもありますから、分割払いにして負担を減らすというのもなかなかいい暮らしの知恵といえそうです。

銀行振り込みは契約者が振り込み手数料を負担することになりますが、コンビニ収納であれば保険会社が手数料は負担してくれますので、いまはこちらのほうが便利といえます。

分割払いの方法は各社で異なる

この分割払いについては保険会社によって回数が分かれることがあります。

たとえばアクサダイレクトなら10回払い、三井ダイレクト損保なら最大12ヶ月払い、チューリッヒであれば11回払いとその回数がわかれることになります。

支払総額は一括払いよりは若干高くなりますが、負担を減らすという点ではいい選択肢ですね。

一番いいのは決められた期日に引き落としになるクレジットカードを利用することです。

これならばうっかり支払い忘れということもなく自動的に引き落としになります。 保険会社を選ぶときにこうした支払条件も加味して選択してみるといいかも知れません。

ただ、1つ気をつけなくてはならないのは、支払を滞ると補償を受けられなくなるケースや失効して解約扱いになってしまうケースがありますので、とにかく入金期日に遅れてしまった場合には保険会社に直ぐ連絡して入金手続きをすることが重要になります。

自動車保険の場合には、国内の自動車保有数が減少し、若者が減って高齢者が増えるというなかなか厳しい経営環境の中で、通販型商品の普及で価格を全面に押し出した競合企業間での競争を強いられていますので、様々な顧客サービスが展開されるようになっています。

保険料はなかなか下げられませんが、こうした支払に関してはできるかぎり顧客にとって都合のいいようなプランを提供するようになってきていますので、これをうまく使ってあげることがお得な加入方法となります。

各社からネットで自動車保険の見積もりを取ってみる際に支払条件を選択してみると、どこの会社がもっとも便利かがかなりはっきりとわかるようになりますね。

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