【年収別】おすすめ車種3選！年収300万円以下、〜500万円、〜800万円、〜1000万円

車に対する予算は一般的に「年収の約半分」が相場といわれており、その予算内であれば生活水準を大きく圧迫することはありません。

ただしローンの種類や回数によっても変わってきますし、車種によっては維持費が一般の範囲内を超えることもあります。

たとえ販売価格が年収の半分以下でも計画性を持って購入を検討してください。以下に年収別のおすすめ車種を紹介します。

予算が少ない場合は中古車も検討することがおすすめです！

年収300万円以下の人におすすめ車種3選！

年収300万円以下の人が車購入にかけられる予算は150万円ということになります。新車であれば軽自動車やコンパクトカーが購入対象となりますが、それらの車種で満足できない場合は中古車も検討材料に入れることをおすすめします。

新車、中古車のどちらを選ぶにしても維持費のことを考え、経済的な車種を選んだ方が無難です。

軽自動車ならオールラウンドな利便性を持つワゴンR

ワゴンRのハイグレードモデル、HIBRID FZの車両本体価格は約147.2万円（消費税込み）です。セーフティパッケージ装着車なので衝突被害を軽減する自動ブレーキや誤発進抑制機能、全方位モニターなどが装備されており、高い安全性を持っていることが特徴のひとつとなっています。インテリアは水平基調のすっきりしたレイアウトで軽自動車特有の狭さを感じさせず、乗員を開放的な気分にしてくれます。

現行モデルから上位2グレードにはハイブリッドシステムが搭載されました。コンパクトなパワートレインなので車内空間を圧迫せず、モーターだけでクリープ走行もできます。このシステムによってJC08モードは33.4km/Lと軽ワゴン車の中で最高記録を達成しました。

多彩なシートアレンジや軽初となるアンブレラホルダーを装備するなどユーティリティ性の高い機能を満載しています。いろいろな用途に使える便利なトールワゴンです。

高級感のあるコンパクトカーが欲しい人にはデミオ

デミオのガソリンエンジンタイプでミドルグレードの15Sは車両本体価格が約149万円（消費税込み）です。コンパクトサイズでデミオをおすすめする理由は室内装備に若干の違いはあっても走行性能や安全性能は全グレードが共通となっていることです。15Sでも車体の挙動を安定させるGベクタリングコントロールや衝突軽減の自動ブレーキ、駐車の際に役立つリアパーキングセンサーなどが標準装備されています。

デミオは2018年8月の年次改良でガソリンエンジンの排気量を1.3Lから1.5Lに変更しました。パワーアップしたことで頻繁なシフトチェンジやアクセルの踏み過ぎを防止できることから燃費効率も良くなっており、WLTCモード総合で19.0km/L、市街地モードでは15.0km/Lを記録しています。トランスミッションに6MTを設定していることも魅力のひとつで、経済的というだけでなく走行性能も楽しめるコンパクトカーに仕上がっています。

家族と一緒に出かけたい人に最適なトール

小さな子供のいる家族に人気があるコンパクトサイズのワゴン、トールもベースモデルのXであれば車両本体価格が予算内の146.3万円（消費税込み）で収まります。軽スーパーハイトワゴンの利便性をコンパクトサイズにそのまま活かした広い室内と装備は子供の快適性を確保すると同時に、軽自動車からステップアップする女性や初心者でも安心して運転できるボディサイズと操縦性能を持っています。

Xはベースモデルなので装備面では上級グレードに劣るものの、走行性能では変わりなくJC08モードは逆に上級グレードより優れている24.6km/Lを記録しています。装備面でも両側スライドドア（左側のみ電動式）や多彩なシートアレンジなどを備えており、家族で出かける時に不便さを感じることはありません。

必要と感じるナビや予防安全装置などをオプションで後付することもできます。購入後、自分好みにオプションを加えていく楽しみを持つコンパクトワゴンです。

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年収500万円以下の人におすすめ車種3選！

国産車の販売価格ボリュームゾーンは200〜300万円です。したがって予算がおよそ250万円であればいろいろなニーズに対応している車種を選ぶことができます。

ただし高級車種になるとベースグレードしか購入できません。むしろ中級車種のハイグレードを選んだ方が装備が充実しているので快適なカーライフを楽しめます。無理して背伸びせず、余裕あるカーライフのための車種を見つけてください。

たまに6〜7人が乗る機会のある人はシエンタ

コンパクトミニバンで人気車種となっているシエンタは250万円の予算があればハイグレードのGが購入できます。約238万円（消費税込み）なのでオプション装着も可能です。Gはハイブリッド仕様なので燃費効率が良く、JC08モードは28.2km/Lを記録しました。

3列目シートは大人が長時間乗るにはややタイトではあるものの、緊急用としては十分な機能を果たします。たまに6〜7人乗る機会があるのでコンパクトなミニバンが欲しいと思っている人に最適の車種です。

両サイドともスライドドアを装備しており、Gグレードにはキーを取り出さなくても施錠や解錠ができるスマートエントリーやパワースライドドア予約ロック機構が付いています。ユーティリティ性は多彩なシートアレンジの他、2個の充電用USB端子や家庭用と同じAC100Vのソケットがインパネとラゲージルームに設置されているなど便利機能が盛り沢山です。家族でアウトドアレジャーに出かけるのが楽しくなるミニバンです。

スタイリッシュにSUVを乗りたい人向きのヴェゼル

クロスオーバーSUVを検討しているのであればヴェゼルがおすすめです。ガソリンエンジン搭載車はハイグレードのRSが247.5万円、ハイブリッド仕様はベースモデルのHYBRID・Honda SENSINGが246.0万円（どちらも消費税込み）で購入できます。

ヴェゼルは塊感の強いSUVらしいベルトライン下と流麗なクーペラインを持つルーフのエクステリアが人気となったSUVで、都会を走っても強い存在感とスタイリッシュなセンスをアピールできる車種に仕上がっています。

インテリアもクロスオーバーSUVらしく洗練されたデザインでまとめられており、とくにRSはシートやインパネにウルトラスエードを採用、乗員に上質で滑らかな肌触りを与えてくれます。室内は意外に広く、後部席でもミニバン並の足元スペースを確保しました。予算250万円以内でクールにSUVを乗りこなしたい人にぴったりの車種です。

正統派セダンで走りも楽しみたい人ならインプレッサG4

予算250万円以内で欧州セダン並の爽快な走りと快適な乗り心地が欲しい人にはインプレッサG4が最適です。2.0Lの直噴水平対向エンジンを搭載したAWDの2.0i-L Eye Sightであれば約239.7万円（消費税込み）で購入できます。

インプレッサG4は現行モデル5代目からスバルの次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用、以前に増して操縦性能を向上させており、同時に衝撃吸収量を先代の約1.4倍までアップさせました。乗員の安全性を高いレベルで確保しています。

搭載している新世代エンジンのFB20型はロングストロークタイプで低速トルクを重視しており、気持ち良い加速と扱いやすさを両立、さらに燃費効率まで向上させました。JC08モードは18.2km/Lを記録しています。

トランスミッションのリニアトロニックにはパドルシフトがついているのでスポーティな走行を楽しむこともできます。

年収800万円以下の人におすすめ車種3選！

予算400万円以内になると輸入車、しかもミドルクラスを購入することができます。輸入車にはメーカーのお国柄独特の性能と雰囲気があり、国産車とは違った気分を味わえます。

輸入車の購入を検討する際は予算全額を車両本体に当てるのではなく、300〜350万円の範囲内に絞ることをおすすめします。残った予算、月額4〜8万円を維持費の一部に充当させれば故障した際でも余計な出費を強いられることがありません。

注目の輸入車を欲しい人におすすめのボルボV40

2010年にフォード傘下から離れてジーリーホールディンググループに移ったボルボは以前の輝きを取り戻して上質な車種を開発し続けています。V40はステーションワゴンと2BOXハッチバックの中間的な存在で、オールラウンドに使える利便性を持った車種です。

予算400万円以内であればクリーンディーゼル搭載のD4 Kinetic（369.0万円：消費税込み）やガソリンエンジン搭載のT3 Kinetic（339.0万円：消費税込み）が購入可能です。

V40の魅力はなんといっても上質なインテリアです。自然な雰囲気の木目やクラフトマンシップが息づいたシート、ボルボ独特のフリーフローティングスタックを採用したセンタークラスターなど北欧らしさが活かされています。また伝統の高い安全性は一段と進化しています。今、もっとも注目を集めている輸入車といえます。

フレンチテイストがお好みならプジョー308

ヨーロッパの石畳で鍛えられた、しなやかな足回りを持つプジョーは予算内で308が購入できます。全長4275mm、全幅1805mmのハッチバックなので日常からレジャーまでオールラウンドに使えることが魅力のひとつです。

おすすめのグレードは1.5Lのクリーンディーゼルと8速ATを搭載したGT Line Blue HDiです。車両本体価格は329.9万円（消費税込み）ですが、クリーンディーゼルはエコカー減税が最大約14.4万円適用されるので乗り出し価格が安くなります。

1.5Lのクリーンディーゼルエンジンはル・マン24時間耐久レースで優勝した908からフィードバックされた技術が活かされており、先代まで使われていた旧型1.6Lエンジンの約80％を刷新しました。EAT8と呼ばれるトランスミッションもシフトバイワイヤ技術を使うなど優れたレスポンスを発揮します。オシャレなフレンチテイストというだけでなく走行性能にも秀でたハッチバックです。

国産車とは違ったミニバンが欲しいという人はゴルフ・トゥーラン

国産車のミドルサイズミニバンはどうしても子供の快適性が優先されてデザインとしては没個性になりがち、と考えている人に最適なのがゴルフのトゥーランです。

全幅1830mm、全高1670mmとミニバンの中では比較的ワイド＆ローでショートボンネットを設けていることからSUV的なフォルムを持っています。予算に余裕を持たせるなら329.4万円のTSI Comfortline、装備を豪華にしたいという人は391.9万円（どちらも消費税込み）のTSI Highlineがおすすめです。

3列目シートは全幅が広いことに加え、前後のスライドやリクライニングが可能なので大人3人が乗っても快適性を保てます。シートアレンジはほぼ国内ミニバンと同じく多彩で運転席を除いたすべてのシートを倒して荷物を積むこともできます。

エクステリア、インテリアともゴルフの雰囲気をしっかり出しているところにドイツ車ならではの実力が感じられます。

年収1000万円以下の人におすすめ車種3選！

予算が500万円あれば、国産モデルであらゆるジャンルの高級車が購入できます。高級車の良い点はユーザーのカーライフに合わせた最上級の装備を持っていることです。

したがって車種を選ぶ際も「とりあえず金があるからクラウン」ではなく、どのような用途で使うのか明確にした方が豊かなカーライフを送ることができます。

それでもやっぱり一度は乗りたいクラウン

国産車で最高級のセダンといえば、やはりクラウンです。車両本体価格ではクラウンよりも高いセダンはありますが、クラウンが国内セダンのベンチマークとして最高級を維持しているのは日本のユーザーの使いやすさや快適性を最優先に考えているからです。

現行モデル15代目は全長こそ先代よりわずかに延びて4910mmとなりましたが全幅は先代と同じ1800mm、最小回転半径はコンパクトカー並の5.3mに抑えられています。都市圏の細い道路でも意外とラクに運転できることがクラウンの大きな魅力となっています。

予算内で購入できる最適のグレードは約497.8万円（消費税込み）のハイブリッド搭載2.5Sです。JC08モードは24.0km/Lとフルサイズセダンではトップクラスの燃費効率を持ち、低重心設計の心プラットフォーム「TNGA」を採用しているので走行性能、乗り心地ともに優れています。どのような車種を購入するか迷った時は、まずクラウンの検討をおすすめします。

ゴージャスな気分と存在感を示したい人ならヴェルファイア

フルサイズミニバンの中でもっとも迫力顔と言われているのがヴェルファイアです。エアロボディタイプは分厚いバンパーの縁をシルバーメッキモールが飾り、上下2段に分かれた吊目のヘッドライトがシャープなイメージを醸し出すダイナミックなフロントマスクをしており、全長約4.9m、全幅1.85m、全高1.9mのボディサイズは存在感があると同時に、その広い車内が乗員に快適空間を与えてくれます。

予算内で購入できるグレードの中で最適なのが約496.9万円（消費税込み）のZGです。搭載しているエンジンは3.5LのV型6気筒、最高出力は221kW（301PS）あるので約2tある重いボディでも力強い走りを実現します。

助手席にはロングスライドレールとパワーオットマンが装備されており、リビングのソファに座っているような開放感を味わえます。この装備に相応しい品格を持って運転したい車種です。

SUVでも燃費効率を求める人にはアウトランダーPHEV

フルサイズのSUVは欲しいけれど燃費効率が悪いから、と躊躇している人に最適なのがアウトランダーPHEVです。欧州ではプラグインハイブリッドが新しいエコカーとして次々に登場しているものの、日本ではプリウスの他にアウトランダーしかなく、SUVでは唯一の存在です。ハイブリッド使用時のJC08モードは18.6km/L、フル充電した際のEV走行換算距離は65.0kmといずれも高い燃費効率を記録しています。

予算内で購入できるグレードで最適なのが約447.9万円（消費税込み）のG Plus Packageです。

インテリアはスエード調素材と機能性素材のコンビネーションシートやメッキリングのセンターパネルなどが標準装備されており、高級感のある雰囲気にまとめられています。前輪と後輪の両方に設置された2つのモーターによる4輪駆動はオフロード走行に新鮮な爽快感を与えてくれます。

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