携帯電話で申し込めるちょい乗り保険とは？

ちょいのり自動車保険は、東京海上日動が提供する1日単位の自動車保険です。

普通は運転をしない子供が親のクルマを借りるときや友人のクルマを運転する場合などに、日にちを限定して加入することのできる自動車保険で、携帯電話やスマートフォンで簡単に加入することができるのが大きなメリットとなっています。

保険料は1日500円から必要な日数だけ加入ができます。加入は携帯電話からでいつでも申込でき、借りるクルマの登録番号を指定してスタートできます。

その後新たに自動車保険を契約する場合には、最大20%割引が得られるという特典もあります。

ちょいのり保険の対象車

ちょいのり保険の対象となるのは自家用の小型車、普通自動車、軽自動車で、緑ナンバーや黒ナンバーの営業用車、法人所有のクルマ、原付やバイク、レンタカーはその対象外となります。

また当然のことならが本人所有のクルマは適用になりませんし、配偶者のクルマの対象外となります。

年に1回しかクルマの運転をしない子供のために高い条件で自動車保険に加入するよりも、こうした保険を使ったほうがかなり安くなるというわけです。

それ以外に注意したいのは、クルマによっては保険の対象外になるものもあるようです。

たとえばアストンマーチン、センチュリー、ダイムラー、フェラーリといった高級なクルマは、いくら友達が所有していてもその補償の対象外ということになってしまいます。

したがってクルマの種類についても十分にチェックしてから借りることが重要になりそうですね。

こうした保険は携帯電話会社とのタイアップでできあがった商品ですから、かなり若い人達をターゲットとして意識したものといえます。

携帯の番号で本人も特定できますから、加入は実に簡単で、通常の保険よりもかなり気軽に加入できるところが大きなメリットです。

1日500円ですから通常の保険の日割りよりもかなり高い気もしますが、絶対的な実額としては1週間利用してもたった3500円ですから、通常の運転者、特に21歳以下の若者を登録するよりははるかに安い費用で補償を得ることができるというわけです。

年に1回帰郷する息子さんや娘さんが運転するといった場合にも、かなり役立つ保険といえそうですね。

共通化する自動車保険の世界は、こうした気軽にリアルタイムに加入できるような商品がさらに増えていくことが期待される状況です。

まさに必要な分だけに加入する保険のクラウド状態ということができます。顧客の利便性から考えたこうした商品がもっともっと増えてくれることを期待したいものです。

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