最近の自動車保険はすっかり通販型が人気になりましたが、一昔前までは代理店と呼ばれる業者を通して加入するのが殆どでした。実は今でも8割以上はこうした代理店を通したビジネスなのです。
代理店といわれてもどんな業者なのかあまりピンとこないという方も多いと思いますが、要するに新車や中古車のディーラーがその代理店の殆どともいえるのです。
ちょっと前ならクルマを買うときに、そのままディーラーで任意保険に加入していませんでしたか?
こうしたディーラーが代理店の中でも非常に大きな位置を占めていたのです。
したがって、対人や対物を5000万にするか無制限にするか、あるいは車両保険に加入するかどうかといった保険の具体的な条件面を悩むことはあっても、保険会社に複数アプローチしてその掛け金が違うかどうかをチェックするといったことは自動車保険では殆ど行われておきませんでした。
したがって一度加入すると継続し続ける、あまり競争のないビジネスが自動車の任意保険であったといえます。
ところが変化が訪れたのはネットの普及により、複数の自動車保険を比較検討して見積もりをとれるサイトが登場してからです。
同じ補償内容であっても掛け金が異なるということがかなり明確になってきたのです。こうしたことから費用に敏感な先進的なユーザーは、保険が満期になるとネット上で比較検討して保険会社を変えるという消費者行動にでるようになり、ネットを通じて直販していく通販型自動車保険は飛躍的にその売上規模を拡大することになりました。
それにともなって、できるだけ紙を使った申し込み形態にしないことや引き受け査定以降のビジネスプロセスを簡略化し、少ない人数で業務をまわしていけるようにするといった改善努力が価格に反映して、掛け金を安くできるようになってきているのです。
ネットで加入すればいくら安くなるとか保険証券がいらなければいくら安くなるといったインセンティブは、こうした企業努力によるものといえるのです。
これまではあまり公にならなかった自動車の任意保険の金額ですが、複数の保険会社から見積もりをとってみると結構金額が異なることに気づいた方も多いと思います。
自動車保険はこうした価格比較競争の時代に突入し、その販売チャネルも人が多数介在する代理店形式からネット直販形式へと大きく変化してきている業界であり、消費者サイドもその中でうまく商品選択をすればかなりお安く自動車保険を利用することができるようになってきているのです。
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