車両保険とは所有しているクルマに万が一のことがあったときに支払される保険のことをいいます。
この車両保険というのは、一般的にえらく高い保険料のものとそれほどでもない安いタイプのものがあるという印象をお持ちの方が多いことと思いますが、まさにそのとおりで、大きくわけて二つのタイプが存在するのです。
ひとつは一般タイプと呼ばれるもので、昔からある標準的な車両保険です。他車との事故、当て逃げ、単独事故はもちろんのこと、盗難、いたずら、台風、洪水などによる水没、走行中の飛び石も補償されます。
当然これだけのことが補償されますから、保険料も想像通り高いものになり、クルマの価格にも連動して上昇していくことになります。
一方、補償内容を限定する代わりに保険料を安くしたのがエコノミータイプと呼ばれるものです。
このエコノミータイプでは、単独事故や当て逃げが補償されません。また車両同士の事故であっても相手が逃げてしまうと支払の対象にならないところが大きく違います。
こうした車両保険は高価なクルマで残価もしっかり残っているものの場合は必要ですが、購入から10年経ってほとんど価値がないようなクルマの場合にはつけないユーザーが殆どということになります。
たとえば新車から一回目の車検までの三年間は一般タイプに加入するとしても、4年目以降はエコノミータイプで盗難だけは補償の対象となるクルマ対クルマプラスAといったものを選択しておくという方法があります。
さらに5年目以降はエコノミーのクルマ対クルマだけにして、8年を超えたらもう車両保険には入らないといった選択をしていく方も多くいらっしゃいます。
この車両保険というのは、結構保険会社によって金額が異なるものでもありますので、まさに複数の会社からいろいろな見積もりをとってみるというのが得策になります。
これまでもっとも自動車保険の中で全容が理解しにくかった商品だと思いますが、ネットを利用すれば納得がいくまで条件を変えて見積もりをとることができますので、とことんやってみるというのもいいのではないでしょうか。
他の任意保険との組みあわせ価格で提示してくるところもありますし、単独で入ったほうが安いものもありますので、自動車保険の中ではかなり研究のし甲斐があるものということができそうですね。
ところでこの車両保険を選択する場合もう1つ重要な選択肢があります。それについて次の章でさらに細かくその内容をご紹介していくことにしていきます。 → 車両保険の免責金額
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