車名:センチュリー(Century) | |
< 基本スペック > メーカー:トヨタ JC08モード燃費:7.6km/L 新車価格帯:1219万円 |
ショーファードリブンカーと呼ばれる自動車のカテゴリーがあります。これは専用運転手付きのオーナーカーという意味で、オーナーが乗車する後部席スペースの快適性を優先した機能を持っています。
有名なところではロールスロイスのファントムがありますが、量産車でこのカテゴリーに属する車を販売しているメーカーは少なく、日本ではトヨタのセンチュリーが唯一のショーファードリブンカーです。
官公庁や企業トップなど法人需要向けに開発されており、皇室御料車はセンチュリーをベースに特別生産された、センチュリーロイヤルが使われています。
トヨタではセンチュリーを他車と区別して、設計から部品の調達までのほとんどを専用デザインにしていることが大きな特徴です。
初代が発売されたのは1967年で、1997年にモデルチェンジが行われましたが、基本的な外観上の違いはほとんどなくクラシックなイメージを踏襲しています。
ボディカラーは鸞鳳(らんほう)、神威(かむい)などセンチュリー専用色で、気品ある落ち着いたカラーリングが5色用意されています。
インテリアで目を引くのは、フロントのダッシュボードから室内をぐるりと取り囲む本木目パネルで、これは熟練の木工職人がセンチュリーのために削り出ししたものです。
後部席を快適にするための装備は他に例を見ない豪華さを誇っており、後部席専用の大型コンソールタワーやルーフサイドからのエアコン、シートに装備されている温冷風吹き出し機能。
同じくシート装備のバイブレーターがついたリフレッシング機能、さらに助手席の背もたれに内蔵されているオットマン機能など、ショーファードリブンカーに相応しい内容になっています。
エンジンはV型12気筒5.0Lで、JC08モードは7.6q/Lです。
このエンジンはセンチュリー専用に開発されたもので、最高出力こそ公表では206kW<280PS>と控えめですが、トルクは460N・m(46.9kgf・m)と5Lに相応しい太さを誇っています。
トルク変動の少ない可動性は、アイドリングの振動を極力押さえて室内の静寂性を高めると同時に、滑らかな加速を実現します。
センチュリー独自の機能として特徴的なのは、エンジントラブルが発生した場合、V型12気筒のうち、トラブルが発生した片側6気筒を停止させ、トラブルフリーの片側6気筒だけで走行できるシステムを備えていることです。
6気筒ずつにエンジン監視用制御システムがあるので、車自らエンジントラブルを発見して走行不可能な状態を避けるという、航空機エンジン並の2重系安全システムを備えています。
センチュリーにグレードはなく、1種類のみで価格は12,190,000円(消費税込)です。
トヨタでもっとも高価格な車はレクサスLS600hLですが、センチュリーは車の製造がほとんど手作りであること、塗装面では5層コートを5回焼付け、専門の検査官が独自の方法でチェックするなど、採算を度外視した車作りが行われています。
トヨタのフラッグシップモデルとしての存在はこれまで同様、これから先も受け継がれていく車であることは間違いありません。
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