概要 | |||
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メーカー | スズキ | 車名 | ジムニー |
WLTCモード | 13.2〜16.2km/L | エコカー減税 | エコカー減税対象外 |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3395mm | 1475mm | 1725mm | 4人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1795mm | 1300mm | 1200mm | 4.8m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
145.8〜184.1万円 | 54.8〜110.5万円 |
目次
スズキのロングセラーモデル、軽自動車では唯一となるヘビーデューティーSUVのジムニーが20年ぶりにフルモデルチェンジし、4代目となりました。
ジムニーの伝統をしっかりと守りつつも新しい技術や斬新なデザインを取り入れており、根強いジムニーファンの期待を大きく上回る車種に仕上がっています。
エクステリアはボンネットとキャビンをはっきり分けた先代モデルのフォルムを継承しつつ、先代の丸みを帯びた形状から一転、エッジを立ててスクエアを強調したデザインになりました。
フラットな面構成のフロントマスクはヘッドライトを丸目にし、シルバーメッキを排除してスロットグリルとバンパーをブラック塗装にするなど、現在のデザイン潮流や空力性能と無縁の形状です。
メルセデスベンツのGクラスを思わせる外観は現在のクロスオーバーSUVにない質実剛健さを感じさせます。
新型ジムニーのスクエアなフォルムは単なるイメージだけでなく、悪路走破性を追求した結果といえます。
両サイドの垂直に近い形状は豪雪の中でも雪が溜まりにくく、クラムシェフタイプのボンネットフードはボディ全体の強度を高めています。またバンパーコーナーはフェンダーに向かって切れ上がっており、アプローチアングル41度を確保しました。
台形型のホイールアーチはタイヤハウス内の泥や雪をかき出すのに適していることに加え、タイヤ交換もしやすくなっています。
インパネ回りもアウトドア走行を優先した設計です。メーター類やスイッチ類を水平基調でレイアウト、ブラックで統一したインテリアは機能性が重視されており、ダッシュボードやインパネの樹脂はキズがつきにくく反射を抑えた表面処理が施されています。
ドアグリップや助手席乗降グリップは握りやすい大型、またセンタースイッチもグローブをはめたままで操作できるように大型化されています。
キャビンはけっして広くありませんが、収納容量を工夫して拡大したことも今回のフルモデルチェンジの特徴です。
フロントシートはヘッドレストを外して背もたれを後方いっぱいまで倒せばフルラットの空間を作り出すことができます。
後部シートは倒せないので車中泊はかなり困難ではあるものの、休憩時のスペースとしては十分です。目立たないけれど便利な改良点がルーフのドリップレールです。
ドアを開けた時、車内への雨水の侵入を防ぐと同時に広いルーフレールを取り付けることができます。ラゲッジルームが狭いジムニーでもルーフレールを取り付ければ積載性が格段に向上します。
後部席のシートベルトはバックルを脱着可能にして収容できるため、ラゲッジルームの使い勝手が良くなりました。
ラゲッジルームのフロアは防水加工、荷室左側にアクセサリーソケットを装着するなど細かいユーティリティ性が向上していることも特徴のひとつです。
ヘビーデューティー仕様のSUVには必須、ジムニーの伝統ともいえるラダーフレームやパートタイム4WD、3リンクリジットアクスル式サスペンションは大幅な改良が加えられました。
新開発となったラダーフレームには中央にXメンバーを配置、前後にクロスメンバーを追加してさらに強固になっています。
ボディを取り付ける部分には大型のマウントゴムを採用、防振性能を高めたことで車内に伝わる振動が軽減されています。
先代ジムニーが販売終了した理由のひとつが「横滑り防止装置」の未装着です。現在、これから生産する車種には旋回時、電子制御で車体を安定させるESC(Electronic Stability Control)の装着が義務付けられています。
これに対応するため、新型ジムニーは車両走行安定補助システムを搭載しました。さらに4WDを使用時でもタイヤの空転を防ぐブレーキLSDトラクションコントロールが標準装備されています。
予防安全装置はスズキの先進技術が盛り込まれたセーフティサポートがXCに標準装備、XLとXGにメーカーオプションとして設定されています。
衝突被害軽減ブレーキの他、車線逸脱警報や標識認識機能など合計7機能を備えており、ドライバーの安全をサポートします。見た目は無骨でも中身は最先端のヘビーディーティSUVです。
4代目ジムニーは2018年7月の発売なので中古車市場には登録済未使用車も出回っていません。中古車の購入は必然的に3代目最終モデルのJB23-10型以前の車種となります。
現在、JB23-10型でも登録済未使用車は160〜170万円と高値がついています。2018年末には4代目の登録済未使用車が出回るため、JB23-10型の値下がりが期待できます。比較的新しいジムニーの中古車を購入するなら年末まで待つことが得策となります。
ジムニー歴代モデルはボディがしっかりしているので多少、年式が古くても状態の良い車種が揃っています。年式にこだわらなければ走行距離5〜6万km前後の車種は80〜100万円で購入できます。
ただし、しっかりしているといってもサビにまで強いわけではありません。悪路や雪道専門に走った車体はタイヤハウスやドア内部、マフラーなどに腐食が見られることもあります。
古い年式の車種はとくに細部まで観察してサビの発生がないことを確認してください。
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