車名:ラッシュ | |
< 基本スペック > メーカー:トヨタ JC08モード燃費:13.2〜13.8km/L 新車価格帯:169万円〜219万8000円 |
トヨタの小型SUV、Rushはダイハツ製造によるOEM供給(ダイハツが製造し、トヨタ・ブランドで販売すること)で、エクステリアやインテリア、走行性能はほとんどダイハツのビーゴと同じです。
全幅1695mmの小型乗用車枠を持つRushは、トヨタのなかで最小サイズのSUVですが、乗用車の快適さを備えたクロスオーバー型のSUVではなく、クロスカントリー寄りの本格的なアウトドア走行にも十分耐える機能を備えていることが大きな特徴です。
最大のポイントはエンジンを縦置きにし、センターデフを使って後輪と前輪に駆動力を伝達するレイアウトでしょう。
エンジンは横置きにして前輪駆動を主体にし、4輪へのパワーはコンピューター制御で行う4WDが多いなかで、メカニカル操作だけで4WDにする機能は、現在の車の中でも珍しい存在といえます。
またボディはモノコックがベースとなっていますが、ボディの剛性を高めるために、はしご型のフレームを組み込んだビルトインラダーフレーム式モノコックを採用しています。
これも都市部でのクルージングではなく、ラフロードを走るために必要な設計となっています。
機械式のメリットは、部品さえあれば修理しやすいこと、高いボディ剛性は乗り心地を多少、犠牲にしても長持ちするメリットがあります。
日本国内ではあまり利点とならないこれらのメリットも、諸外国、とくに悪路の多い国や、コンピューター制御よりも機械式の方が修理しやすい国に取っては大きなセールスポイントとなります。
この車の主要マーケットは外国、それも南米や東南アジア、中近東で多く販売されています。
2006年に発売されてから、まだ1度もフルモデルチェンジされていないことも、修理部品供給の安定性という面からは大きなメリットになるでしょう。
エンジンは直列4気筒DOHC1.5Lモデルで、4WDのため燃費はあまりよくありません。JC08モードは13.2km/Lとなっており、後輪駆動の2WDでも13.8km/Lです。
トランスミッションは、主流である自動無段変速機のCVTではなく、電子制御式4速オートマチックとオーソドックスな駆動方式を用いている点も、燃費を低下させている理由のひとつでしょう。
この車には2WDと4WDが用意されていますが、走行安全性能は4WDが充実しています。
車両の横滑りを防ぐVSCや駆動輪の空転を抑えるトラクションコントロール、急な下り道や雪道で車が制御できない時でも、車速を5km/hに保つダウンヒルアシストコントロールなどが標準装備されています。
グレードはX、G、G”Lパッケージ”の3種類で、それぞれに2WDと4WDがあります。価格はX2WDが1,690,000円、G”Lパッケージ”4WDが2,198,000円となっています。
エンジンの縦置きや2WDの後輪駆動、機械式デフのセンターロックなど、ある意味、他にはない機能を搭載しているだけに、ニッチな車、個性的な車、そしてクロスオーバー型ではなくクロスカントリー型のコンパクトでタフな4WDを求めている人には最適の1台でしょう。
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