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ヴァンガードの評価・レビュー
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車名：ヴァンガード |
| < 基本スペック > メーカー：トヨタ JC08モード燃費：9.6〜13.2km/L 新車価格帯：242万円〜336万5000円 |
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ヴァンガードのいいところ
トヨタのヴァンガードは、ミドルサイズのSUV(スポーツユーティリティビークル)で、トヨタのSUVラインナップの中では、ランドクルーザー・プラドとRAV4の中間モデルに位置します。
トヨタにはハリアーという人気SUVがありますが、ヴァンガードはハリアーの後継車にあたります。
エクステリアはSUVらしくフロントノーズを持つ２BOXタイプとなっていますが、ボディカラーにはホワイトパールやレッドマイカなど都市部での乗用をスタイリッシュに演出するシックな色が用意されています。
このようにSUVとセダンを意識したクロスオーバーこそ、ヴァンガードの大きな特徴でしょう。
インテリアはけっして豪華ではないものの、サンドベージュとダークグレーの２種類から選べる内装は、どちらも上質なセンスでまとめられています。
メーカーオプションで本皮シート、木目調シフトノブや木目調ドアスイッチベースなどが用意されており、さらに室内をゴージャスにしたい、という人にも対応しているところが、ユーザーへの配慮が行き届いたトヨタらしい点です。
エンジンは2.4LのDOHCで、全回転域に渡ってトルクを発生するようにチューニングされています。
SUVとして使う低・中速域から都市部で使う高速域まで安定したパワーを発揮するので、ドライバーの腕を問わない扱いやすいエンジンであることも、ヴァンガードのクロスオーバー的特徴のひとつです。
トヨタが誇る各種の安全性能は、もちろんヴァンガードにも採用されています。
坂道の上りで発進する時にずり落ち防止を抑制するヒルスタートアシスタントコントロール、同じく坂道の下りでブレーキロックを防ぐダウンヒルアシスタントコントロール、車両の走行状態に応じて前後左右のブレーキを理想的な配分にコントロールする電子制動力配分制御など、どれもSUVに取って欠かせぬ安全性能です。
ヴァンガードの燃費
ヴァンガードには5人乗りと7人乗り、２WDと４WDがありますが、どれもけっして燃費がいい方ではありません。
グレードのなかでもっとも燃費がいいのは５人乗り２WDで、それでもJC08モードは12.2km/L、４WDのJC08モードは11.6km/Lとなります。
５人乗り２WDでも車重が1,530kgあることを考えると、健闘している数値と言えるでしょう。
ヴァンガードの価格
グレードは３種類で、スタンダードの240S、装備が若干豪華になる240S、“S Package”と240S”G Package”があります。
この３種類をベースに２WDと４WDがあり、さらに５人乗りと７人乗りがあるので、選択肢の合計は12車種となります。
もっとも低価格なのは240Sの２WD・５人乗りで2,462,000円、もっとも高価格なのが240S”G Package”の４WD・7人乗りで2,980,000円（すべて消費税込）となります。
ヴァンガードはフロントノーズがある２BOXタイプとなるので、どうしても居住空間の長さが短くなり、2445mmしかありません。
そのため、7人乗りの場合、最終列3人用のシートは前後幅が狭く、大人では少し窮屈に感じることになります。
居住空間にゆとりを持たせるなら５人乗りがベストです。子供を乗せる機会が多いという人ならば７人乗りでも構いませんが、最終列の居住性は前列ほど確保できていない、ということを念頭に置いておく必要があります。
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