写真 | 概要 | 詳細 | |
---|---|---|---|
メーカー | マツダ | ||
車名 | ロードスター | ||
JC08モード燃費 | 17.2km/L | ||
エコカー減税 | 0%減税 | ||
< 主要スペック > | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
3915mm | 1735mm | 1235mm | 2人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 総排気量 |
940mm | 1425mm | 1055mm | 1496cc |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
249.4〜319.6万円 | 145〜285万円 |
2シーターオープン・ライトウェイトスポーツカーとしては国産車唯一の存在となるマツダのロードスターは2015年にフルモデルチェンジを行い、4代目となりました。
ボディデザインからエンジン、シャーシやトランスミッションにいたるまでSKYACTIV技術が全面的に導入され、徹底的な軽量化とダウンサイジング化が図られています。
1989年に登場した初代ロードスターは直列4気筒1600ccの自然吸気エンジンを搭載、マニュアルシフト車の車両重量は1tを切る940kgで、伝統的なライトウェイトスポーツカーの設計を踏襲していました。
しかし二代目以降になるとエンジンの排気量が大きくなり、ターボチャージャーが装着され、車重も最終的には1140kgまで増えています。
2015年のフルモデルチェンジではエンジンを1.5L自然吸気型にして車両重量を990kg(Sグレード)まで削り落としました。
いわば原点回帰のモデルといえます。初代と違って電子部品や安全装置が多くなった現在の車種で、1tを切る車重の実現は特筆すべき点です。
先代モデルよりも100kg以上軽量化できたのは、すべての部品を刷新できるSKYACTIV技術によるところが大きいといえるでしょう。
ボディでは全長から全高、フロントやリアのオーバハングなど全体的なコンパクト化を実行、さらに骨格の補強部材には強度上の影響が及ばない部分に肉抜きの穴を開け、1g単位での軽量化を行なっています。
細部を見ると、いかに軽量化のための工夫が凝らされているか、よく分かります。たとえば各部溶接部分は周囲が波型にカットされています。
この部分はストレートであっても強度や走行に問題はありませんが、あえて波型にカットすることで数グラムの軽量化が図れるわけです。
その手間を考えると効率的とは言えませんが、効率よりも軽量化を優先したところにロードスターの価値があるといえるでしょう。
搭載されているSKYACTIV-G 1.5エンジンはアクセラと共通のP5?VP型ですが、ロードスター専用のチューニングが施されています。
クランクシャフトをフルカウンターウェイトのスチール製鍛造とし、フライホイールも部分的に削除して軽量化、レスポンス性能の向上を果たしています。
その他、吸気/排気マニホールド独立管長の短縮や吸気系の抵抗低減など細部まで改良が行われた結果、エンジン回転全域でのトルクアップと最高出力96kW(131PS)を7000回転で発揮する高回転型エンジンに仕上がりました。
またエンジンカバーには肉薄1.7mmのアルミダイキャスト製ヘッドカバーを採用しています。これは軽量化を果たすだけでなく、ボンネットを開けた時のオーナーの愉悦感を高める効果も期待できます。
ロータスやトライアンフなど英国が生み出した往年のライトウェイトスポーツカーを彷彿させる姿がボンネット内に広がっています。
ロードスターのタイトなコクピットはライトウェイトスポーツカーに相応しいデザインと高い評価を得ていますが、マツダはさらに改良を加え、操縦性を向上させると同時に「運転する楽しさ」を高めています。
ヒップポイントとエンジンをそれぞれ20mm、13mm下げ、ボンネット高を低くしたことによって視認性が良好になり、併せて低重心化も進化させました。
運転席シートは前のスライドさせた時の座面が上がる角度を6度から10度に変えています。またステアリングホイールは半径を2mm短縮、チルトステアリング量を10mm拡大しています。
この変更により小柄な人でも、より適切なドライビングポジションが取れるようになりました。
その他、Aピラーの位置を後退させたりシフトノブのフィット感を向上させたり、と細部に至るまで改良が施されています。マツダの新技術が凝縮したスポーツカーといえるでしょう。
ロードスターは中古車市場で人気車種だけに高値傾向が続いています。とくに統一デザインが導入された4代目は新車価格からの値下がり幅が少なくなっているのが現状です。
2015年登録モデルで走行距離1〜2万km車種の相場は250〜270万円になっており、新車販売価格とほとんど同じです。
また先代モデルはハイパワーモデルであったことからライトウェイトスポーツカーファン以外のユーザーに人気があり、依然として高値傾向にあります。
2011年登録モデル走行距離2〜3万kmであっても相場は220〜250万円、200万円を切る車種は2009年登録モデルで走行距離4万km以降になります。
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