概要 | |||
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メーカー | トヨタ | 車名 | マークX |
JC08モード燃費 | 10.0〜10.6km/L | エコカー減税 | エコカー減税対象外 |
主要スペック | |||
全長 | 全幅 | 全高 | 乗車定員 |
4770mm | 1795mm | 1435〜1445mm | 5人 |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 最小回転半径 |
1975mm | 1500mm | 1170mm | 5.2〜5.4m |
新車価格 | 中古車相場価格 | ||
265.6〜442.8万円 | 59.8〜199.9万円 |
トヨタのマークXはアッパーミドルクラスのスポーツセダンです。
このネーミングとしては現行モデルが2代目となりますが、源流のマークU時代から数えると11代目に当たるロングセラーモデルです。
マークXとネーミングを変更したのはバッジエンジニアリングによって四兄弟車となり、個性が薄くなったことからイメージを刷新する目的で実施されました。
バッジエンジニアリングによる四兄弟車は廃止され、現在はトヨペット系列だけが販売しています。
トヨタにしては珍しく、アッパーミドルセダンでも後輪駆動を採用、エンジンは自然吸気モデルのみでハイブリッド仕様を設定していません。純粋に走行性能を求めた車種です。
トヨタはプリウスなど販売戦略で重要な車種を開発すると同時に、このようなスポーツモデルを作る気質もあります。クルマメーカーとしての矜持が感じられます。
現行モデルは2009年に発売され、2016年に2度目のマイナーチェンジを行いました。
フロントマスクは最近のトヨタ車のアイコンとなっているキーンルックを採用、一層スポーティな表情に変わりました。
その他の変更点としては、トヨタの最新予防安全装置Toyota Safety Sense Pを全グレードに標準装備しました。
アッパーミドルのセダンというとラグジュアリーなイメージですが、マークXはむしろスパルタンな雰囲気を持っている車種で、インテリアも過度な加飾がなくシンプルにまとめられています。
メーターパネルはタコメーターとスピードメーター、水温計に燃料計をレイアウトしたオーソドックスなアナログ式で、メーター中央部にあるマルチインフォメーションディスプレイもトヨタの中では最小の部類に入るサイズです。
2016年のマイナーチェンジではスポット溶接部を90ヶ所以上追加、さらに構造用接着剤を使用してボディ剛性を向上させました。
このボディに合わせて足回りも専用チューニングが施されています。
ショックアブソーバーやブッシュ特性をスポーツフィーリングに合わせ、ドライバーがクルマとの一体感を味わえるセッティングにしているところが大きな特徴で、その走行性や操舵性には高い評価が集まっています。
搭載しているエンジンは自然吸気のV型6気筒3.5Lと2.5Lの2タイプです。インタークーラー付きターボもなければ逆にアイドリングストップもついていないという、エンジン性能生一本で勝負している潔さがあります。
JC08モードは3.5Lが10.0km/L、2.5Lでも11.8km/Lと今時のセダンとしては飛び抜けて悪い燃費効率ですが「このクルマに乗るんだったら燃費なんか気にしちゃダメだよ」的な開き直りがあるのもトヨタ車にしては珍しい点です。
燃費が悪い分、エンジンパワーは強力です。3.5Lは最高出力234kW(318PS)、最大トルクは380N・m(38.7kgf・m)、2.5Lは149kW(203PS)、243N・m(24.3kgf・m)あり、自然吸気なのでぱわーをコントロールしやすいのが特徴のひとつです。
ボディサイズはやや大きめですが、重量配分はフロント54:リア46の理想的なバランスを保っており、ステアリングに設置されたパドルシフトを操作すればマニュアル感覚のナチュラルな操舵性を楽しむことができます。
標準モデルでも十分に走行性能が高いマークXをさらに高性能モデルへ変身させたのがGazoo Racing製作の「GR SPORT」です。
3.5Lと2.5Lの両方に設定があり、エクステリアやインテリア、足回りにボディ剛性まで改良したことで本格的なスポーツ走行を好むユーザーでも満足できる車種に仕上がっています。
ボディ剛性ではフロントサスペンションメンバーVプレース追加を始めとして車体のセンターを中心に強化、ドライバーがクルマと一体感を持てる操舵性に近づけています。
専用サスペンションはフロントを約20mm、リアを約15mmローダウンさせて車体の安定性を高めました。
エクステリアはフロントに専用バンパーと大開口アンダーグリルを設置、キーンルックよりもGRライクな顔つきになっています。
リアには大型ディフューザーと4本出しマフラーを備えるなど、スペシャルカーに相応しい迫力を持っています。
現行モデルは2009年10月から販売しているので中古車市場には豊富な車数が流通しています。
ただしキーンルックになったマイナーチェンジ後のモデルは1回目の車検を迎える前なのであまり多くはありません。
FRで燃費も悪く、しかもセダンなので販売価格は安値傾向になっています。2016年式走行距離2〜3万kmの250Gは190〜200万円が相場です。
ボリュームゾーンは現行モデルの2011〜13年式で走行距離5〜6万kmの車種です。
販売価格は一気に下がり、2011年式250Gは探せば80〜85万kmで状態の良い車種を見つけることができます。
前期モデルのGazoo Racingバージョン、G’sはやや高値傾向となっており、2013年式2.5Lは240〜270万円が相場です。
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